3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

1 / 35

はじめに

スライド形式になっているので、冒頭のスライド画面の 以下の赤枠部分を押して、全画面表示して参照してください。
image.png

2024/7/12 に、弊社内で、ライトニングトーク 大会があったので、参加してみました。
その時の原稿を、一部修正(社内用語は 外部公開された注釈をつけて)して、公開します。

私の自己紹介的な内容も含まれてますので、よろしくお願いします。


<2024/7/12 全社 LT>

氏名:Shuji Noguchi
所属:SS本 DXS事業部 AIコンサルティング担当

よろしくお願いします <(_ _)>


<テーマ>

今日は、技術の話はしません。

Qiita へ 1 年間で 130 件 を投稿する事に繋がった話 をしていきたいと思います。

LT にエントリーしたころは、100 件かと思っていたのですが、130 件に増えてました(エントリー時からタイトル変更してます)

あとで、このスライドも 差しさわりのない内容に編集してから Qiita に公開しますので、今日紹介した内容は、あとでリンク先など参照いただけます。


おもに、経験、マインド、ポリシー がどうであったのかを話します。

なお、誰しも同じように真似すれば書けるよ、という話ではありません。

私が 今までに どういう経験をして、どういう判断をしてきたのか を聞いて頂き、皆さまの 何らかの インスピレーション に繋がったら、幸いだな・・ と思っています。


<自己紹介1>

(入社)
2013 年入社 今年で 11 年目

オンプレは経験あり、クラウドは、未経験


<自己紹介2>
  • 2019年から 現在の職務 〇〇 に従事。

  • 毎月 10 名くらいずつ参画してくる BP 様 所属のエンジニア向けに Azure を教える仕事

  • 今まで 計 150 名に教えました。


<2019年の成果>

Microsoft 認定 トレーナー (MCT)]の資格を取得
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/mct-certification

毎日技術を教える仕事をしている中で、教えるスキルを役立てられるんじゃないか と思った事が理由

お得な特典もあります(以下の記事は、当時では無く 2023年に書きました)
https://qiita.com/carol0226/items/1a78d9c09857aa96a9c9

この特典は、いまでも 検証をやるのに とても役立っています。


<やっと本題>

Qiita を知ったきっかけ。

2021年。たまに検索で引っ掛かる記事をみて、存在を認識。

Qiita に Organization という存在があるのも この時点で認識 した。

上位にランキングしている会社とかを見て、へースゴイなという印象を持ったことを記憶してます。

会社が外部発表していきましょうと言い始めたのは、この頃かな?


しかし ネガティブなイメージ
ただ、具体的にどうすりゃ良いのかも判らない。
時間の使い方がイメージできてない。仕事なのか、プライベートなのか?
やったからと言って、何か良いことがあるのか?
工数をかけて得た知見を外部公開して、ホントに良いものなのか?(むしろ隠すべきでは)


<2021年のアクション>

一応 年間 Qiita 9 件 投稿してみました。

1 件投稿するたびに時間を大量に費やしており、間隔が空くので、表記方法の Markdown に慣れておらず、書くたびに調べなおす必要もあり・・・

実は、書くために費やした時間だけ 時間を浪費したような感覚もあった。


<2021年の成果>

この記事のアクセス数が伸びた
https://qiita.com/carol0226/items/084fbbb3f31b646025f4

特に、バズりワードとかなかったが、ゆっくりと 今でも 伸びている。
image.png


<自己分析>

以下のような要素が含まれていたからじゃないか?

  • ドメコンを Azure 上に構築する際に必要なことを、全部盛り込んだから?

  • 誰しも迷うであろう点を、記事として取り上げたから?

  • バラバラの技術要素をひとまとめにして、全画面キャプチャの手順と解説付きにした?

  • 他に、こういうスタンスで書かれた記事って、あまり無いのかも?


<2022年の状況>

成果なし。何も投稿してません。
私は何もしていないが、周辺の環境が整い始めてきた?

弊社の Qiita Organization が用意されて、投稿に関するガイドラインが示された

実務によって、Azure や Microsoft 365 に関する知見が溜まってきた

プロフェッショナルタイム の制度が開始された。
※注釈)弊社の制度:業務とは別に、自分で学びたい技術に工数を掛けられる制度です。

★プロフェッショナルタイムとは?
https://job.rikunabi.com/2025/company/r528120006/employ/
(上記のサイトより抜粋)
image.png


<2023年>

年始に、何かを始めよう。
新しい環境に身を置いてみよう と考えた。

FY23 上期に 技統本塾 の募集 があり、これに、飛び込んでみました。

※技統本塾は、NTTデータ主催の技術を学ぶ場。
https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2022/0907/

※技統本塾は、FY24 で閉塾となり、後継として MSU というコミュニティ が立ち上がっています。
MSU の正式名称は、まだ外部公開されてないので、伏せてます。


<技統本塾にて>

ここで、今まで経験した技術を集約したテーマでやってみよう。

Azure Virtual Desktop をテーマ に決定。

結果、無事に 成果発表まで行う事ができた。

しかし、この時点で アップした Qiita 記事は 1 件 のみ。

まだ、連続投稿の エンジン は掛かっていませんでした。

この時の成果は、NTT データグループの 社内ナレッジデータベース にアップロードされています。(社内DBなので、Qiita 公開版には、URLは記載していません。私の名前で検索いただくと見つかります)

※社内ナレッジデータベース = Digital Workplace とは?
https://www.nttdata.com/global/ja/news/services_info/2019/051500/


<2023/8/3>

この日、Microsoft Entra ID に関するセミナーに参加しました。
これが 転機 になったかもしれません。

その際に、Microsoft Entra Global Secure Access というサービスが紹介されたが、感銘をうけて、その日の晩のうちに検証して、Qiita 記事にアップしました。
https://qiita.com/carol0226/items/68adeee0c96b011ab1f5

この時は、最新の技術を誰よりも早く記事にして届ける という事が、モチベーションに繋がっていたと思います。


<+アクション>

それをきっかけに、以後 技統本塾 で検証した際の詳細を Qiita 記事化していくことにした。
8月上旬から、Qiita へ連続投稿を開始した。
https://qiita.com/carol0226/items/7318fdd7aff780f5177c


<テーマが見えてきた>

自身の長所を活かしたテーマは何か?

  • 強みを活かした記事を継続する
  • 読者を置いてけぼりにしない
  • 全部自分の記事内で説明しきる
  • 全画面キャプチャ付き
  • 難しい技術を紹介する際は、基礎技術の記事を必ず用意する

これを継続していくと、オリジナルの価値が生み出せる というイメージ ができた。


<揃い始めた条件・環境・タイミング>

背景として、以下のようなことが 影響していたと思います

  • 技統本塾 でやり遂げた経験
  • 在宅ワーク なので、定時後の時間を活用しやすい
  • プロフェッショナルタイム
  • Qiita Organization
  • SB評価制度(外部公開が評価指標にも)
  • 本業から得られた知見が豊富にある
  • 150 名に繰り返し教えたトレーナー経験
  • MS認定トレーナー特典の環境

全部の要素がうまく絡み合い、繋がり始めた・・・

注釈)SB評価制度とは、以下に外部公開されて説明されてます。
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2203/22/news007.html


おもに、執筆には どのような時間を使っているのか?

土日祝がメイン。それと、定時後の時間です。
URLを既存メンバーに紹介することは、多々あって その際に 気になる記載を見つけたら、修正するとかはやっています。

平日の日中に、どうしても 業務外の検証をやり遂げたいときに、プロフェッショナルタイムを使うこともありますが、あまり大量消費にならないように、年休消化して 執筆するなどもおこなっています。


<モデル>

実は、テーマを決めるにあたって、モデルが居ます。

ポイ活の先生(しょうこちゃん)のブログ が元になってます。
https://dp-invest.hateblo.jp/

★私の趣味の一つが、ポイ活であることは、公言してるので 社内の一部の人には良く知られた話。


先生の記事は、どの記事から入っても、ポイ活の基本からスタート できるように、難しい内容は、初歩的な過去記事(ご自身の記事)へリンクされている。
結果、順番にやっていけば、初歩的なものから初めて、高度なポイ活が出来るようになる。

古い記事も、ちゃんと更新されており、新しいルールに対応できるようになっており、コンテンツ全体が 作品 のように仕上がっている。なので、安心して記事を参照できる・・・


こういうスタンスで書かれているので、ファンも多い。

そうだ、このポリシーを踏襲して 自分の Qiita 記事 を書くポリシーにしよう! と思いました。
※単に、真似したのではなく 私自身の感性に合っていると思ったので・・・


この ポリシーで行こう と決めてから、自然と体が動いて、どんどん 生産的になっていきました。

すると、Markdown は、毎日触れているから、忘れない。
だから、書く際にも抵抗がなくなる。

テーマをやりきるために、どう時間をつくろうか? と考えるようになった。

どんどん、好循環 が生まれていく ような印象 です。


<アクセス数を紹介>

2023年7月~1年間のアクセス数(2024/7/5時点)
image.png

Qiita は、Google Analytics と連携する事ができ、アクセス数を記録できます。
Qiita を始める時から設定しておくと、最初からアクセス数を記録できるので、おススメです。


<アクセス数 TOP 10 の記事>

基本概念をしっかり解説 した記事のアクセスが伸びています。

※記事ごとの 直近30日間 の総アクセス数
image.png


<高難度で 独創性のある記事の紹介>

とっても高難度で、苦労して検証した記事の参照数は、あまり伸びないですね。
参照する絶対数が違うので、致し方ないところです・・・

独創性があって、高難度な 記事の一例です。とっても苦労はしてるのですが・・・
よろしければ、ぜひ、見て頂きたい。


Azure MarketPlace のイメージから直接デプロイしたVM (AVD) を 全自動で日本語化する
https://qiita.com/carol0226/items/f7770369947aaf4962f7

AVD を ボタン1発でデプロイできるようにする
https://qiita.com/carol0226/items/c7af5206ce78492ba879


テナント制限v2 + WDAC を Intune で配布する
https://qiita.com/carol0226/items/8a5f11acd6282705b6fe

Intune と NDES を連携して SCEP 証明書 配布の準備をする
https://qiita.com/carol0226/items/472747e7308762ca0ce1


Azure Marketplace の OpenVPN を使って 超簡単・安価にリモートアクセスを可能にする
https://qiita.com/carol0226/items/7a9160b298b736aa187e

App Service ドメインを使って Microsoft Entra テナントに カスタムドメインを構成する
https://qiita.com/carol0226/items/5e01ea76a2581c6810b4


<うれしいフィードバック 生の声>

実際のコメントにリンクしてます。
注)自動スクロールされる箇所がズレてしまうので、そこから下へスクロールして、コメント欄を探してください。

(その1)感謝のご意見
https://qiita.com/carol0226/items/089045d3e8652573d230#comment-f5d73861204dd0216bce

(その2)質問&アドバイスで、問題解決
https://qiita.com/carol0226/items/1e8023611f74f158c38c#comment-7f73c088522dea1e9c0d


(その3)記事を書いた人から、判りやすい記事だと紹介される
https://zenn.dev/skmkzyk/articles/avd-adj-to-mehj

(おまけ)
Entra ID , Intune に関係する事を、Copilot に質問すると、私の記事を根拠にして回答してくることが多くなった(検証もしてますし、信じてもらって良いが、私自身は 知らない事を調べたいのに 自分の記事を紹介されても困る)


テーマを意識し続けているだけで、ネタは尽きなくなりました。

むしろ、書いておかねばならない事が どんどん増えていきます。

いまが旬なネタと思えば、それを 旬なうちに記事にして投稿するということが、ライフワークのなかで継続できるようになりました。


こんな感じで、やっていたら
結果的に 130 件 投稿してしまってました。

今日、発表させて頂いた通り、私自身と同じ条件って当てはまらないと思うので、あくまで私の場合の切っ掛けの話です。

ですが、私が ポイ活の先生のブログから インスピレーション を得て 投稿するようになったのと同様に、誰かの インスピレーション の切っ掛けになれたら良いなと思っています。

ご清聴、ありがとうございました。

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?