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デザインを何もしらない1日目の自分に "実践的" なマテリアルデザインの使い方を説明する - Layout Color Typography 編

Last updated at Posted at 2019-11-04

#この記事について

  • マテリアルデザインを最低限、使いこなすための手法を説明する。
  • この記事はマテリアルデザインガイドの要約、翻訳記事である。
  • cocoda!やDailyUIなどでUIデザインをはじめる、はじめた1日目の自分を対象にしている。
  • 各コンポーネントの扱い方は説明しない。
  • 概念やコンセプトについても説明しない。(興味のある人はサルワカさんの記事を参考にしてください。)
  • オレオレ流です。間違いも多々あると思いますので、指摘お願いします。

私について

  • 個人開発者としてモバイルアプリをつくって、その収益で生計を立てたいエンジニア
  • Flutterで開発を始め、いくつかアプリを作ろうとするも、いづれのアプリもデザインが出来ずに断念
  • デザインを学ぶ必要に迫られて、DailyCocoda!でデザインを学び始める。
  • デザインは全くの初心者でセンス0
  • 7/23日から始めたDailyCocodaが10/15日に目出度く完走 <-- いまここ
  • アプリをリリースして生計を立てる <-- これから

マテリアルデザインガイド

  • マテリアルデザインを学ぶ上で欠かせない聖書 ブックマークに登録しておこう。
  • 英語で書かれているけど、とても読みやすい。必要に応じて翻訳掛けながら読もう。

まとめ

レイアウト

基本間隔
  • 8dpの間隔を基本単位とする
  • ただし、アイコンやタイポグラフィのような小さな要素は4dpを使うこともできる。
レスポンシブ
画面 ブレイクポイント カラム ガーター マージン
モバイル 360dp 4カラム 16dp 16dp
タブレット 600dp 8カラム 24dp 24dp
  • ガーターの幅は(補足: 8dp間隔で)カスタマイズできる
  • ガーターとマージンの幅は異なっていても構わない*(補足: コンテンツの内容によってはガーターは使わないこともあります。)*
    image.png
    1がカラム、2がガーター、3がマージン
クリック、タッチ領域
  • タッチターゲットは少なくとも48 x 48 dpで、それらの間に少なくとも8dpのスペースが必要
    image.png
  • クリックターゲットは少なくとも24 x 24 dpで、それらの間に少なくとも8dpのスペースが必要
    image.png

カラー

マテリアルカラー
  • マテリアルカラーの色は2014 Material Design color palettesから選ぶ
  • (補足: 基準となるのは500番)
  • (補足: カラーの上に乗っかているテキストの色(白もしくは黒)が相性のいい色)
  • (補足: 例えばこのグリーンの場合、グリーン500は黒色のテキストと相性がよく、グリーン600は白色のテキストとの相性がいい)
    image.png
プライマリーカラー
  • プライマリーカラーは最も頻繁に画面とコンポーネント上に表示される色
  • セカンダリーカラーを使用しない場合、アクセントとしてプライマリーカラーを使用できる。
  • 明るいバリエーションと暗いバリエーションを使用できる*(補足: 例えば、グリーン500をプライマリーカラーとした場合、明るいバリエーションにグリーン300、暗いバリエーションにグリーン700を設定することが出来る。もちろん、バリエーションをより明るい、より暗い色を設定することも出来るし、使用しない選択肢もあり)*
セカンダリーカラー
  • セカンダリーカラーは使用してもしなくても構わない
  • プライマリーカラーと同様に、明るいバリエーションと暗いバリエーションを使用できる
  • セカンダリーカラーは以下の場合に適している
  • フローティングアクションボタン  
  • スライダーやスイッチのようなコントロールコンポーネント
  • 選択したテキストをハイライトする
  • プログレスバー
  • リンクと見出し

(補足: マテリアルデザインにアクセントカラーはありません。代わりにセカンダリーカラーを使います? <- 自分でもよくわかっていません。誰か教えて!)

その他のカラー
  • サーフェイスカラーはカードやシート、メニューの基準になる色
  • バックグラウンドカラーはFFFFFF(補足: 自分の場合、サーフェイスカラーとバックグラウンドカラーはホワイト、グレイ50、グレイ100のいずれかから選択しています。)
  • エラーカラーはB00020(補足: エラーカラー以外にもサクセスカラーがあると重宝します。私はTheme — Vuetify.jsに記載されている''#4CAF50'を使用しています。)
以下、補足説明

補足: 以下の画像を参考に説明します。
ブルー700がプライマリーカラーで、600と800がそのバリエーションです。
ボトムアプリケーションバーにブルーが使われているので、
違いを強調するためにフローティングアクションボタンにはセカンダリーカラーのオレンジ500が使用されています。
カードコンポーネント間の幅とマージンがやたらと狭いですね。dpは4でしょうか?
あと、バックグラウンドカラーが白(fffffff)ではありません。おそらくグレイ50だと思います。
代わりにサーフェイスカラー(カードカラー)が白(fffffff)ですね。

image.png

テキストとアイコンのカラー(不透明度)
  • テキスト、アイコンともに黒(000000)もしくは白(ffffff)で表示し、必要に応じて不透明度を調整する
  • (補足: dividerは12%)
割合    強調度      備考    
100% - エラー
87% 強調度: 高 タイトル、見出し、アクティブなアイコン
60% 強調度: 中 文章、コンテンツ、カラーヘルパーテキスト、ヒントテキスト、選択可能なアイコン
38% 強調度: 低 無効なテキスト、無効なアイコン

見出しがうまく表示できない、なんで?

(補足: 以下の画像でいうと、
「56歳からコードを書き始めて食べていく方法」が黒(000000)の87%
それ以外のテキスト、アイコンが黒(000000)60%
画像はmediumさんから拝借しました。)

image.png

タイポグラフィー

image.png

Headlines(H1 ~ H6)
  • H6はapp bar のタイトルに使用 (補足: というかH6はappbarのタイトルにしか使わない)
  • (補足: アプリデザインなら最も大きいのがH6でH1~H5までは使わないことがほとんど(なはず))
    image.png
Subtitles
  • Headlineよりも小さい文字に使う。
    (補足: コンテンツ内のタイトルに使用されるイメージがあります。)
Body
  • 長いテキストに適している
  • 小さいテキストサイズに適している
  • (補足: 記事の本文に使用されるイメージがあります。)
Caption と overline
  • 画像に注釈を付けたり、見出しを紹介するために控えめに使用される。
Button
  • ボタンは通常大文字
具体的な使い方は以下を参照

image.png
image.png

この記事の参考にしたページ

レイアウト
[layout grid - Material Design](https://material.io/design/layout/responsive-layout-grid.html# Responsive)
Spacing methods - Material Design
Applying density - Material Design
The color system - Material Design
Applying color to UI - Material Design
Text legibility - Material Design
The type system - Material Design

カラー
The color system - Material Design
Applying color to UI - Material Design

タイポグラフィー
The type system - Material Design
Understanding typography - Material Design
Text legibility - Material Design

dp
Pixel density - Material Design
【Android】いまさら聞けないdp入門 - Qiita
dpとは - IT用語辞典 e-Words

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