0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

モチベ上げるために収益ダッシュボードを作ったら、「赤字18,431円」と殴られた話

0
Last updated at Posted at 2026-04-27

非エンジニアが個人開発アプリを出した後に待っていた、数字のリアル


結論から言うと、2週間の実収益は約500円。このペースでいくと、年間で18,431円の赤字になる予測でした

▲ モチベを上げるために作った収益ダッシュボード。現状ペースから試算した年間予測は、赤字18,431円。

個人開発でアプリをリリースして2週間。現時点の数字はこうなりました。

  • 総開発コスト:21,500円(すでに支払い済み)
  • 2週間の実収益:約500円(ストア手数料30%控除後)
  • 12ヶ月累積純収益(予測):3,069円(現状ペースで試算)
  • 予測利益−18,431円(このままいくと赤字)

モチベを上げるためにダッシュボードを作ったのに、逆に殴られて現実に戻されました。


導入:こんな経験、ありませんか?

「アプリを出したあと、期待していたほど反応がない」 「"まあ個人開発だし"と自分に言い訳している」 「でも心のどこかで、少しは売れると思っていた」

個人開発者あるあるだと思います。リリース直後の高揚感が冷めたあと、数字と向き合うのが怖くなるんです。

私もずっと目を背けていました。でも「モチベが下がっているな」と感じた時、逆に現実を直視しようと決めて、収益ダッシュボードを作りました。そしたら励まされるどころか、数字から殴られました。今日はその話を書きます。


①まず、現実が見える

"なんとなく"で把握していた収益が、数字になる

アプリをリリースして2週間、現時点の実収益は約500円でした。広告とアプリ内課金を合わせて、ストア手数料30%が引かれた後の手取りです。

このペースで1年続いた場合を試算してみたら、こうなりました。

コスト(21,500円):Apple Developer 15,000円 + Google Play 4,000円 + 月額ツール合計 2,500円

12ヶ月累積純収益の予測(3,069円):2週間500円ペースで続いた場合の年間手取り額

予測利益:−18,431円の赤字

数字を見た瞬間、頭が真っ白になりました。リリース前までは楽観していたんです。「2万5千円で作れたんだから、少し売れれば元が取れるでしょ」と。でも2週間で500円なら、年が明けても赤字のままです

個人開発アプリの8割以上は月1,000円以下の収益と言われています。特別悪いわけじゃなく、個人開発の現実がそこにあるだけでした。


②そして、幻想の時間が減る

「すごいものを作っている」という錯覚から卒業する

作っている最中は、現実が見えません。

AIと対話しながら機能を追加する時間は楽しいです。Midjourneyで絵が生まれる瞬間は高揚します。実機で動かして「完成した」と感じるのは達成感があります。この積み重ねで、「すごいものを作っている」という錯覚が生まれるんです。

収益ダッシュボードは、この錯覚を現実に戻すツールでした。戻されたときは痛い。でも、錯覚のまま走り続けるより、早めに現実を見るほうが得だと思うようになりました。

本業のマネジメントでも同じです。プロジェクトが「進捗いい感じ」と思っていても、数字を出すと遅延していた、ということがよくあります。早めに数字で見ることは、早めに軌道修正するチャンスになるんです。

現実を見たあとは、「次はどうするか」を考えるしかありません。幻想に時間を使わなくなります。これが意外と、精神的にはスッキリするんです。


③最後に、数字と仲良くなれる

赤字を抱えたままでも、次のゲームを楽しく作れる

数字を直視したあと、不思議なことが起きました。気持ちがスッと軽くなったんです。

もちろん、18,431円の赤字予測は痛い。でも、「もしかして黒字かも」と幻想を抱きながら作業していた頃より、明らかに穏やかになりました。不確かな希望を抱えるより、確かな現実を抱えるほうが楽でした。

今、次のゲームを作りながら、毎朝ダッシュボードを開く習慣ができています。数字を見るのが怖くないんです。上がれば嬉しいし、下がっても「そういう日もある」と受け止められます。一喜一憂が減って、淡々と続けられます。

本業でも、数字と向き合える部下は強いと前から知っていました。でも、自分がその立場になるのは別物でした。「数字を見る勇気」は、頭で理解するのと、自分ごとでやるのとで全然違います。

赤字18,431円は、授業料としては妥当だと思っています。次のゲームを作り続けるための一番大事な土台を、この金額で買えました。


結論:明日、収益の数字を見てください

「個人開発のモチベが下がってきた」と感じている人。今日の夜、収益の数字を見てください

AdMob、AppStore Connect、Google Play Console。全部開いて、実数字をノートに書き出します。そして月額サービスの費用を12倍して、年間コストも書き出します。差額を見ます。

ショックを受けるかもしれません。でも、そのショックを、次の行動につなげる。それが、続けるために一番必要な一歩です。


おまけ:こんな奮闘を経て、開発してるアプリがこちらです!

コードが書けない非エンジニアが、AIと格闘しながら完全バイブコーディングでアプリを作っています。赤字でも、次のゲームを作っています。

第一弾:もふふミルクとにゃんこ脱出ゲーム 🐾(配信中)

白い猫のミルクが主人公の脱出ゲーム。ふわふわの謎を解いて、ミルクと一緒に脱出するゲームです。

📱 アプリはこちらからダウンロードできます 👉

次回作:もふふミルクのにゃんこ図鑑、開発中 🌱

今回の記事で書いた"引き継ぎ書"の仕組みを最初から適用して作っているのが、この育成ゲームです。ミルクと一緒にふわふわ島で暮らしながら、いろんな猫たちと出会って、育てていくゲーム。

▲ 開発中の画面(2026年4月時点)。ミルクを育てるコアループ部分が動いている状態。

引き継ぎ書を置いて開発したおかげで、脱出ゲームのときより明らかに順調です。リリース時期が近づいてきたらまたお知らせします。

興味ある方はフォローしてもらえると嬉しいです!


次回:「非エンジニアの私がAIで作った個人開発ゲームのCM、本物のレベルに到達したので見てほしい」 について書く予定です。


これまでのシリーズ



※本記事はnoteからの転載です:https://note.com/natty_yarrow1907/n/n65c24761da0e

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?