この記事は、セルフブランディングの記事です。
タイトルを付けたときは、半分ノリだったんです。
「かっこわらい」って脳内で付け足してくれても構わない。
でも残りの半分ぐらいは、真面目に書いてみようと思う。そう、バファリンの半分が優しさで出来ているようにね。
あの誰もが知る有名キャッチフレーズで、ブランディングが出来ているバファリンに捧げる。この記事。
鬱陶しいぐらいドヤ感を出していこうと思う。
忙しい人のためのまとめ
- Twitter Facebook アカウントを運用しよう
- 自分の実名でGoogle検索した時に、自分のコントロールしているページが上位表示されるようにしよう
- 「自分という人間」が正直に伝わるような状態を作っておこう
全ての人類がセルフブランディングする時代
僕はシステムエンジニアという仕事をしているけれど、システムエンジニア以外にも伝えたい。
セルフブランディングは何も特別なことではなくて、もはや現代を生きるための必須スキル、必須アクションだろう。
いや本当は、別にそんなのなくても生きていけるけどね。「セルフブランディング」という名の下に、ゲーム感覚で遊んでいると、わりと楽しいし、現実生活にも役立てられるかもしれないというおまけつき。
気楽にやろうぜセルフブランディング。Take it easy セルフブランディング。
攻めのセルフブランディング、守りのセルフブランディング
「セルフブランディング」といっても、別に有名人になる必要はない。「Google検索結果をある程度、自分でコントロールできている」だけでも、立派なセルフブランディングだ。
自分を大きく見せる必要なんてない。「自分がどういう人間であるか」「どういったキャリアがあるか」「何を特技、特質としているか」ということが伝わるようにしておくだけで良い。というよりも、それが全てだと思う。
SEO(Google検索エンジン対策)の世界でも「攻めのSEO」と「守りのSEO」があるように、守りのセルフブランディングをすれば良い。ただ正道を守れば良い。
とあるシンボルの黙示録
前置きが長くなった。前置きが三度の飯より大好きなんです。
ここでは 稲浦悠馬=いなうらゆうま=Yuma Inaura という個人が、仕事・プライベートを問わずに、実名でソーシャルアカウントを運用してみた感想を記す。
Google検索結果に「自分の名刺」を作ろう
自分の本名でGoogle検索した時に、何か情報がヒットするようにしておきたい。
少なくとも検索トップぐらい「自分のページ」が出てくるようにしておきたい。
何も情報が出てこなかったり、ましてや、心ない人の誹謗中傷がヒットしたり、それが簡単にできてしまうような状態は、嫌だ。そんなのは嫌だ。
ブランドとは何か。あなたの「実名」がブランドだ。Google検索結果であなたのブランドを守ろう。
ガード・ユア・セルフ! プレベント・サムバディーズ・アタック!
何かをするのは、何もやらないよりましだよ。
具体的な方法。簡単なことで良い。Webサイトも作らなくて良いし、独自ドメインも取らなくて良い。
- Twitterを実名運用する。
- Facebookのアカウントを作成して、プロフィールを公開情報にしておく。
これだけでも良い。
Twitterの場合はどんどんツイートが時系列に流れるので、名刺代わりのプロフィールにはなりにくいかもしれない。
だけど気軽につぶやいて運用するだけで、おそらく、Google検索結果上の強さは増していくはずだ。まずは「自分の実名で検索結果上位を取る」ということを目標にしてみよう。
Googleのアルゴリズムはとにかく高度で複雑だと思うので、確かなことは言えないけれど。何もしないよりましだよ。そう簡単なことならね。
私の検索結果トップスリーはこれだ。
個人的には、Twitterはわりとおすすめな感じがする。
実際に僕の場合も「稲浦悠馬」と検索してトップに出てくるのは、5年以上運用している実名のTwitterアカウントだ。
二位が一瞬だけ使っていたTwitterの別アカウントで、三位がはてなブログ。
私の検索結果 番外
Facbook / Youtube / Qiita の「本名を入れた名刺代わりの記事」が、11位以降にヒットする。
お笑いサービスのbokete。その次にGithubがランクイン。
Twitterは剣よりも強し。
しかもこのTwitterアカウントを「はてなブログ」とか「Mediumの記事」とか「Qiita」とか、色々なリンクが通知される「ホームグラウンド」として使っているので、稲浦悠馬関係のすべての情報は、Twitterに集約される運用になっている。
キャリアアップ・就職・転職に役立つの?
今の時代、人事担当者は「必ず」実名でのGoogle検索をかけるという。
そんな大事なものを、あなたは自分でコントロールしないんですか。本気ですか。心臓を丸出しで、戦にのぞむつもりですか。殿ご乱心ですか。
「役立つかどうか」と言ったら分からない。だけど「機会損失」を防ぐことは出来るはずだ。
「セルフブランディング出来ていない状態」が「マイナスに働くかもしれない」と言えるだろう。
これがセルフブランディングの予防威力。セルフブランディングの免疫学だ。ワクチンを打てよ。ワクチンを。
海外デザイナーはセルフブランディングが上手
勝手なイメージだが、海外のデザイナーなんかは必ず「自分の名刺代わりのウェブサイト」を持っていて、独自ドメイン運用しているというイメージがある。
(実例をNOW PRINTING)
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本名・実名でのGoogle検索結果をコントロールするのは自分しかいない。
Google検索で自分の本名を検索した時、トップに出てくるのは何だろうか。
もし何もヒットしないようであれば、危ない。もし誰か心ない人があなたの本名、実名で何かページを作って、ちょっとしたSEOでもかけたりしたら、どうなるか。
あなたの本名・実名で、誹謗中傷がGoogle検索のトップに出てくることになる。
この問題への対策は、そもそもGoogle検索上で「自分が情報発信」をして、ブランディングをおこなっておくことだ。
なにかネット上で誹謗中傷などがあった時、元のサイトへの削除依頼、Googleへの削除依頼などは本当に骨が折れるし、ネット上にアップされてしまった情報は、まず消えないものと思っておいた方が良い。
なので、守りよりも攻めだ。攻めを最大の防御とする。
たとえば5年間運用している実名のWebサイト、公開のソーシャルアカウントがあるなら、それを他の人がたやすく検索TOPから落とすことは、ずっと難しくなるだろう。
Google検索を物量で圧倒する。
僕の場合、何をググられても、何を見られても別に問題ないとは思っている。全て本名で公開しているぐらいだし。ここさえ開き直れたら、自由になれる。(まあ、今後のキャリアで思ってみなかったことに、足を取られないとは限らないけれど)
あとはTwitter も Youtube も Qiita も Medium も bokete も全部本名でやっていると、案外「物量」が味方して「色々やってる人なんだな」というイメージがする。自分的には。なので、Google検索を量で圧倒するのは良い感じ。
そもそもググられて困るような情報はアップしない。たとえば、どんなセクシー漫画をKindleにダウンロードしているかとか。
「天然格闘少女ちひろちゃん」がKindleライブラリにあるスクショとかは、絶対にアップしない。決して、固く、誓って。
良い副作用. 実名・本名を使うことで情報リテラシーが高まる
きっと。たぶん。おそらく。
積極的に情報発信をおこなうようになる。なおかつ「発信して良い情報」と「発信したらマズイ情報」を判断しつつアウトプットをおこなう習慣が出来る。
エンジニアなら三大美徳の「怠惰」がお好きでしょう。
エンジニアは名刺を持ち歩いてはいけない。
自分の本名でググった時に、Qiitaの記事とか、Githubのページとかがばーっと出てくるだけで良い。
これが本当に就職対策・転職対策になるかは、一介のエンジニアであるボク個人からは判断不可。またごめん。誰か優しいリクルートの方がいたら教えていただきたい。
エンジニアに履歴書は要らない
実名でアカウントを作らなくても、就職の時の履歴書やシートに、自分でURLを記入すれば良いわけだけど、それすら面倒臭がるのがエンジニアじゃない?三大美徳の怠惰じゃない?そうじゃない?
嬉しいこと. 人に「本名でググって」って言える
紙のエントリーシートにURLを書いたり、エクセルに記入するのとか馬鹿げている。
たとえば人にQiitaのアカウントや記事を教えるときも、URLを伝えたりするのは、エンジニア的にイケてない。
- 「yumainaura」「Qiita」でググってみてください
- 「yumainaura」「瞑想」「エンジニア」でググってみてください
とか言いたい。スマートに言いたい。紳士的に言いたい。頬に風をそよがせながら。パーティー会場で。
お前は侍だ。「エア名刺」を懐に差せ。
僕の場合、実際にはそんな言い方をしたことは、1回や2回ぐらいしかない気はする。だけどいつでも「エア名刺」を差し出す心構えだけは、ギラリと光らせている。武士が刀を懐に差すように。
侍だ。アジャイル開発関係ないけどアジャイルサムライだ。俊敏であるということは確かだろう。
まつもとゆきひろに学ぶググラビリティ
僕の場合、ひらがなでググるケースはさすがになさそうなので、対策はしていない。
ただググラビリティの観点から考えると「まつもとゆきひろ」みたいな感じにしても面白いかもしれない。
アカウント名それ自体の話ではないが、本名に同姓同名の人が多そうな場合は、ひらがなにするなり、何らかの工夫は必要そうだ。
ひらがなだけの有名人や著名人や漫画家、スポーツ選手や故人。あさのあつ... - Yahoo!知恵袋
誰かが本名で検索したりしない? プライベート大丈夫?
当たり前だが本名をアカウント名にする場合は、誰でも普通にググれるわけだから、自分が「見られても問題ない」という情報だけをアウトプットするように心がける必要はある。
というか、人に言えないようなことをそもそもしないことは、社会人として、人間として最低条件のことだよね、と偉そうなことを言っておけば良いじゃない。
人は人に案外、無関心なものである。
僕の場合、今のところ、会社の人が yumainaura というキーワードでググって「プライベートの何かを見つけた!」ケースには遭遇していない。
まあ、誰か見てそっ閉じしている可能性はあると思うけれど。
「ググられたらどうしよう」というのは、自分の場合は杞憂だった。むしろこれだけアウトプットや発信をしても、特に誰も見つけてくれない「気楽さ」を感じているレベルだ。
逆に考えてみよう。あなたは会社の他の人の実名を、Google検索したことがあるんですか。僕はない。まあ、せんさく好きな人であればあるかもしれないけれど。ごくごく少数派ではないだろうか。
あなた、自意識過剰じゃありませんか。
あなたが落としたのは金の自意識過剰ですか、銀の自意識過剰ですか、それとも‥。
人が「自分に対する、人の関心を、過剰に見積もりがちなこと」については、この本を読むと良い。
Amazon.co.jp: 人の心は読めるか? eBook: ニコラス エプリー, 波多野 理彩子: Kindleストア
大阪梅田 阪急梅田駅付近 高架下のカフェ「NOON+CAFE」より
ルー・リードの「ワイルドサイドを歩け」聴きながらお届けした。この記事。
このテーマで記事を書くのに、洒落た雰囲気は決して悪くなかった。ドヤ感を出していこう。
もう何度「セルフブランディング」ってキーボードで叩いたことだろう。ゲシュタルト崩壊すぐらいに、震えるぞ、セルフブランディング。
あなたもきっと食傷気味でしょう。口直しにセルフブランディングなんていかがですか。
プライベートな日記へのリンクを置き土産にする
こちらは別の日のMediumの個人的な日記。高架下のカフェマジおすすめやばい。ちょーかわいい。大阪来たらいちどはおいでよ。
そう、セルフブランディングは仕事とプライベートを分離しない。融合する。元はひとつだったものを、ひとつに戻す。そうすれば恐いものはなにもない。
ずっと来たかった大阪中崎町高架下のカフェ。 ( NOON+CAFE ) – Yuma Inaura @yumainaura ( 稲浦悠馬 ) – Medium
複数のアイデンティティを溶け合わせる
これは「アイデンティティを1個に融合する」という話なのだろうか。
いや、すこし違う。アイデンティティ自体は複数持っても良いが、それぞれを完全には分離せずに、溶け合わせると言った方が良いだろうか。
- Qiitaを書いているエンジニアの自分
- カフェが大好きなプライベートの自分
- Youtube動画を投稿している、トークや歌が好きな自分
- 瞑想を趣味としているマインドフルな自分
それぞれ複数のアイデンティティがあり、だけど、それらをなるべく分け隔てない。輪郭や境界線を、曖昧なままに保っておく。
これはQiitaの記事なので、プライベート情報を単に載せるのは不適切なのだが、そもそもこいつはセルフブランディングの記事。テーマに沿った話でしょう。沿っていないと思う人はQiitaの運営さんに連絡して、このセルフブランディングの叫びに幕を閉じてほしい。
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「自分ググラビリティ」を上げて「情報アウトプット富豪」になろう。Github Qiita Twitter など、全てのSNSを実名 or 固定アカウント名に統一すべき理由。 - Qiita
- 本記事はこちらの記事からディタッチしたもの。
- テーマが大きくなりすぎたので分離したことを、今では後悔しています。
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拝啓 本当は Qiita を書きたいのに、まだ迷っているあなたへ。 - Qiita
- エンジニアが情報をアウトプットすれば、自分の勉強にもなるし、セルフブランディングも出来て一石二鳥。たぶん。あなたにも良いセルフブランディングがありますように。
- Qiitaを名刺代わりにしたい—本名でGoogle検索した時にプロフィールページが出てきてほしい - Qiita
- Google検索結果で プライバシー情報、誹謗中傷を削除リクエストする「より」も良い方法。SNSを本名・実名で運用して「ポジティブなSEO」をしよう。( Twitter Faceook Youtube はてなブログ など) - Qiita
あわせて読みたい、勝又 健太さんの記事。
@poly_soft さんがエンジニアキャリアに関する記事をたくさん書いているので、おすすめ。
何の確証もない勢いだけのこの記事より、エンジニア系Youtuberの記事を読もう!
え、言われなくても知っているって? ですよね。
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