実は、独自ドメインの新規運用はSEO的に難しい。
「独自ドメインはSEOに強い」という流説が出回っているが、少なくとも2018年現在、そんなことはまったくない。
そもそも独自ドメインでサイトを作っただけでは、Googleにインデックスさえされないことさえある。なのでSEOも自分で考えていかなければいけない。
QiitaやはてなブログやMediumなどのソーシャル、プラットフォームのほうがはるかに強い。特に我らがQiitaの強さは皆、実感して分かっているはずだ。
保守運用の話。個人サイトはあなたがやめたら終わり。
長年の保守運用というのは、並大抵のことではない。
たとえば10年の間でいちどでも飽きたり、やめてしまったりしたら終わりだ。
独自ドメインは他の人に取られるかもしれないし、あなたのサイトはいったんGoogle検索からは消えてゆく。この世界から存在しなくなる。
そこでサイトを復帰させようとすると、また新規にスタートするぐらいのコストがかかる。
サービスの持続可能性
- Google
- かなり長い間、なくならない気がする。もしかしたら永遠に。
- だけどGoogle+もBlogspotもSEOにはすごく弱い感じがする。
- Github
- かなり長い間、なくならない気がする。
- GitHub Gistに何か技術記事を書くことも出来るけれど、SEO的には弱い。
- Mediumのインポート機能と組み合わせて使う方法はある。(1年前に投稿したQiita記事に習いたてのSEO対策をしたら意外と効果が出た話 - Qiita)
- Qiita / はてなブログ / Medium などのプラットフォーム
- 数年でなくなる可能性もある
- だけどSEOはすごく強い
- いざとなったら記事のエクスポートをするなどして、コンテンツ自体は代替サービスに移行可能 (Qiitaにはエクスポート機能がない‥まさか‥そんなはずは‥)
- 個人サイト
- 非常になくなりやすい
- SEOに弱い
- 長期の場合、保守運用のコストが並大抵じゃない
あれ、個人サイト・個人ブログって、良いところなくない‥?
みんなQiitaに記事を書こう
言いたいことはそれだけだ。あとは頼んだ。
預けられるけれど、引き出せない銀行。
ユーザーが書いた記事のコンテンツは「情報財産」なので、Qiitaにもエクスポート機能が追加されることを激しく希望。
(「Qiitaサポートフォームに意見を送ろう」っていう返信がつく確率は25%)
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- 1年前に投稿したQiita記事に習いたてのSEO対策をしたら意外と効果が出た話 - Qiita
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全ての開発者がQiitaへのアウトプットをやめるべき理由 - Qiita
- もちろん、逆の考え方もあるよ。
これについては自分は逆で、Qiita等のサイトは閉鎖や流行り廃りのリスクがありますが「個人サイトはあなたがやめない限り終わらない」という見方です。
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Qiitaでお金が稼げるなら質の高い記事がもっと増えるのではないかという提言 - Qiita
- すごく夢のある話。でも夢じゃない。現実になるといい。イマジン。
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