計算式の場合分け

初めまして．
質問にありますように，計算式の場合分けを書いてみました．

num = gets.to_i
value = 0

if  num == 5 then
    value = 400
elsif num == 3 then
    value = 300
elsif num == 7 then
    value = 600
elsif num == 10 then
    value = 800
end

puts value

しかし，これだと入力が3,5,7,10の場合しか対処できません．
不等式を用いてもう少し扱う範囲を大きくしてみます．
すると

num = gets.to_i
value = 0

if num < 5 then
    value = 100 * num
elsif num == 5 then
    value = 400
elsif num < 10 then
    value = 400 + 100 * (num - 5)
elsif num == 10 then
    value = 800
end

puts value

のようになります．これであれば0から10までの入力に対して，適切な価格を出してくれます．
では，もし入力が100まであったら，この条件分岐をあと何行書くことになるのでしょうか...
途方もありませんので，条件分岐という思考から少し離れて，次のように書くことにしましょう．

num = gets.to_i
value = 400 * (num / 5) + 100 * (num % 5)
puts value

この書き方だと，品物の個数に応じていくらでも対応することができます．
具体的には，num / 5の演算でセット価格になる個数で，
そうするようにまとめられなかった余りの個数がnum % 5になっているというわけです．

Rubyでは，割り算/の演算は切り捨てで行われ，また余りを求めるのは%で行うことができます．従って，それぞれの演算の結果は

となっていきます．num / 5と書いて得られたセットにした個数にセット価格400を掛け，またnum % 5と書いて得られたセットにならなかった個数に単価100を掛けて足しているということになります．