「Q&A で良い回答を得る」ために心がけていることの意見交換
TL; DR
Q&A に限らなくてもいいのですが、みなさんが「自分が相手に質問をする時に気をつけていること」は何かありますか?もしくは「こういう書き方(質問の仕方)をしたら、良い答えがもらえた」など。
TS; DR(背景)
実は、調子が悪くて病院に行った際に病状をうまく説明できず病院を数件渡り歩いことがあります。最終的に良い先生に巡り会ったのですが、考えてみたら「これは入社面接と同じだ」と気づきました。
何も考えず「相手はその道のプロだから」と病状をうまく聞き出してくれるのかと期待していたのですが、先生は「病気のプロ」であって「ヒアリングのプロ」ではなかったのです。
たまたま、病院を渡り歩いて同じような説明をしているうちに「自分の病状説明がうまくなっていた」だけで、「(あ、これって会社の入社面接と同じじゃん)」と感じました。(うまく引き出せる先生や面接官は「プロ中のプロ」といったところでしょうか)
同様に、Q&A においても、質問者は「質問のプロ」ではなく、回答者も「回答のプロ」ではありません。
しかし世の中には「プロの受験生」が存在するように、「質問慣れしてるなー」と感じる質問も多く見かけます。質問のレベルが高くて答えられないんですが。そういった質問は、回答数は少ないもののピンポイントで回答が得られている気がします。
もちろん1つの答えがあるとは思っていません。「質問下手」(問題を相手に伝えるのが下手であること)を克服したいので、普段みなさんが質問する際に気をつけていることや、過去にあった失敗談など、まったりと意見を聞いてみたいです。
- 注意:回答側の目線、つまり質問を受ける時に「相手に気をつけて欲しいこと」ではありません。密に関係しているとは思うのですが。
まとめ
- 「何が」「どうして」「どうなった」の流れで質問している1
- 「相手が不特定多数のユーザである」ことを意識している2
- 「前後関係や事情の共有」と「課題の説明」を意識している3
- 参考文献:技術系Q&Aサイトのすゝめ @ Qiita
- 課題に対して「最終ゴールを共有する」ように意識している4
- 参考文献:「XY 問題」とは何ですか? @ StackOverflow 日本語
- 「事実のみ」を伝え「憶測による不確定な情報は伝えない」ように意識している5
- 「質問の仕方」について述べたドキュメントやガイドラインを意識している6
- 参考文献:質問するときのヒント @ teratail
- 参考文献:良い質問を書くためのガイドライン @ Qiita
- 質問の本質は「質問側が回答者からヒアリングすること」を意識している7
- 「回答を持っているであろう人が興味を持って、時間を割いてくれる」ようなタイトルやタグを意識している8
- Ubuntu の Wiki にあるバグ報告の仕方をみて「回答しやすい文章とは」を意識するようになった9
- 参考文献: 詳細な説明を入力する | Bug Report @ Ubuntu Japanese Wiki
- なるべく「事情」や「背景」を提供しようとすると、くどいと思う人にはくど過ぎるジレンマに悩んでる10
- 「回答者にどんな方向性で答えて欲しいか」を質問に入れるように気を付けている11
- 自分が求めている回答が「解決方法」ではなく「共感」であることもあったりするので、「回答に含まれていて欲しい内容の方向性」 は伝えておきたいと意識している12