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Cocos Creator 3 プロジェクト作成と画面の説明

Last updated at Posted at 2022-08-21

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Cocos Creator 3 導入編

Cocos Creator 3 カンタン2Dゲーム制作

プロジェクトの作成

Cocos Dashboardの左側メニューのProjectを押します。

  • Editor Versionで使用するCocos Creatorのバージョンを指定します。
    TemplatesEmpty(3D)もしくはEmpty(2D)を選択します。
    (この記事の続きでは、2Dのゲーム作成で説明を進めます)

  • Nameに任意のプロジェクト名を入力します。
    (この記事の続きで2Dのゲーム作成を進める場合はFishGameとします)

  • Locationにプロジェクト作成するパスを入力します。
    (ここではC:\CocosCreatorWorkとします)

右下のCreateボタンを押します。
image.png

空のプロジェクトでCocos Creatorが起動します。
Cocos Creatorを終了するとCocos Dashboardに戻ります。
先ほど作成したプロジェクトが一覧に表示されるので、次回以降はここをクリックして起動します。
image.png

画面の説明

ここでは2Dのテンプレートでプロジェクトを作成した場合の画面を説明しています。

まずは大まかに画面にあるパネルについて説明します。
それぞれの細かい使い方は、続きの記事でその都度説明します。
なお、Cocos Creatorではゲーム内で扱う画像データのことを Sprite(スプライト) と呼びます。
image.png

No パネルの名称 説明
1 Assets
(アセット)
シーン、スプライト、スクリプトファイルなど、ゲーム内で使用するアセット(資材)を登録します。
2 Hierarchy
(ヒエラルキー)
ヒエラルキーとは「階層」の意味で、アセットにある1つのシーンを編集します。シーンとは画面を構成するデータのことです。
3 Scene
(シーン)
ヒエラルキーパネルで開いているシーンについて、配置しているNode(ノード)の位置を編集します。シーン上にあるスプライト等をノードと呼びます。
4 Inspector
(インスペクター)
ヒエラルキーで選択しているNode(ノード)について、詳細な設定を行います。
5 Assets Preview
(アセットプレビュー)
アセットパネルで選択しているアセットのプレビューを行います(スプライトなどに限る)。

各パネルはドラッグ&ドロップで移動でき、パネル右上のハンバーガーメニューでポップアップに変更できます。
初期状態に戻したい場合、メニューバーからCocos CreatorLayoutDefaultを選択します。

また、メニューバーのPanelで任意のパネルを開けます。

プロジェクトのプロパティ

事前に確認/変更が必要な、プロジェクトのプロパティの主な画面について見ていきます。
メニューバーからProjectProject Settingを選択します。Project Settingダイアログが開きます。

Project Data(プロジェクトデータ)

左メニューのProject Dataを選択します。

  • Design Width,Design Height:デザイン時の画面サイズを決定します。
  • Fit Width, Fit Height:スマホ等に出力した際に、画面の縁にフィットして表示するかどうかを決定します。
     (※本記事では画面サイズを初期値の960x640、またFit Width, Fit Heightは両方ONで解説を進めます。)

Feature Cropping(機能の有効/無効の切り替え)

左メニューのFeature Croppingを選択します。
この画面ではそのゲーム内で利用する機能の有効/無効の切り替えが行えます。
また2Dのエリアではプルダウンで2D Physic Systemの切り替えが行えます。
(ここでは初期値のままでよいです。詳細は後の記事で説明します。)

Splash Setting

左メニューのSplash Settingを選択します。
スマホ等に出力した際のスプラッシュ画面が設定できます。

環境設定

メニューバーからCocos CreatorPreferenceを選択します。
左メニューのExternal Programs(外部ソフト)を選択します。
Default Script Editerの行で、虫眼鏡アイコンを押し、VSCodeのパスを選択します。
VSCodeは初期値では、以下の場所にインストールされます。

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code\Code.exe

(※他のツールでも可能ですが、本記事ではVSCodeで説明を進めます。)
Android SDKなどのパスもこの画面で設定します。

以上です。

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