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PowerVS IBM i 日記(55): 2023/9 の Release notes より.Power®10 S1022 利用可能, IBM i 7.3 延長サービス費用追加

Last updated at Posted at 2023-09-22

まだ日本語翻訳が出ていませんが、Power VS の Release note に 2023/9 の更新情報が追記されました。

2023/09/27 追記
2023/09/27 に確認したところ、日本語訳が提供されていました。

二つのトッピックが記載されています。

  • Power®10 S1022 利用可能
  • IBM i 7.3 延長サービス費用追加

Power®10 S1022 利用可能

Introduction of Power Systems Virtual Server S1022 processor : The Power®10 S1022 (9105-22A) is now available in WDC07 data center. As we progress, additional data centers will be made available.

Power®10 S1022 が利用可能になりました。現在はまだ WDC07 だけですが、今後、他の DC でも利用可能になります。

WDC07 の選択

日本語設定でワークスペースを作成しようとすると「ワシントンDC」が3つならんで、どれが WDC07 なのか判別がつきません。

image.png

IBM Cloud ポータルではブラウザー言語の設定を更新毎に確認します。
ブラウザー言語の言語設定を「英語」にして、ページをリロードしてください。

image.png

WDC07 が確認できます。

image.png

S1022 の選択

S1022 を選択するためには、イメージが Power 10 サーバーに対応している必要があります。
AIX は 7.1 以降で対応していますが、IBM i は 7.3 以降で対応になります。
IBM i 7.2 以前を選択していると、マシン・タイプに S1022 はリストされません。

image.png

IBM i 7.3 延長サービス費用追加

IBM i 7.3 service extension pricing : Effective 1 October 2023, IBM i 7.3 on Power Systems Virtual Server is at end of normal support and will be in service extension. Service extension pricing will be automatically added to the IBM i charge for IBM i 7.3 usage.

IBM i のバージョン毎の EOS は下記で確認可能です。
IBM i 7.3 は 2023/09/30 で EOS を迎えます。

EOS 後にもサポートを受けられる形でご利用いただくために、延長サービス(service extension)の費用が2023/10 分より自動的に追加されます。

なお、すでに EOS を迎えている IBM i 7.1/7.2 には延長サービス(service extension)の費用が追加されています。


当日記のIndexはこちらです。


許可の無い転載を禁じます。
この記事は筆者の個人的な責任で無保証で提供しています。
当記事に関してIBMやビジネスパートナーに問い合わせることは、固くお断りします。

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