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PowerVS IBM i 日記(37): DC(TOK04) でも IBM i 7.1 が利用可能-大阪 DC(OSA21)は 7.1 イメージが 3 つあるけど…

Last updated at Posted at 2021-09-22

東京 DC(TOK04) でも IBM i 7.1 が利用可能

久しぶりに PowerVS に触りました。

気が付いたら東京 DC(TOK04) でも IBM i 7.1 が利用可能になっていました。
イメージとして「IBMi-71-11-001」が選択できるようになっていました。

image.png

大阪 DC(OSA21)には3種類の IBM i イメージが存在

でも大阪 DC(OSA21)には「IBMi-71-11-001」「IBMi-71-11-002」「IBMi-71-11-003」と3種類のイメージがあるんですよね。

image.png

これは「(34): 大阪 DC(OSA21) でも PowerVS の提供を開始」の時から変わらず。

イメージ名のルールは「IBMi-OSのバージョン-TRのレベル-更新番号」のように付いていると思われます。

そこで、気になったのが東京の「IBMi-71-11-001」と大阪の「IBMi-71-11-001」は同じものなのかという点です。

両方の「IBMi-71-11-001」比較

WRKPTFGRP を見てみます。

東京の「IBMi-71-11-001」
image.png

大阪の「IBMi-71-11-001」
image.png

PTF明細や導入されているプログラムも同じでした。

2 次言語が導入されていないもの同じでした。

image.png

大阪の「IBMi-71-11-002」「IBMi-71-11-003」は起動しない

「IBMi-71-11-001」と、大阪だけにある「IBMi-71-11-002」「IBMi-71-11-003」と比べるために「IBMi-71-11-002」「IBMi-71-11-003」からインスタンスを作成しました。

インスタンスは作成され、起動しようとしましたが「シャットオフ」になってしまいました。

image.png

手動で「開始」してみます。

image.png

「アクティブ」になったように見えます。

image.png

しかし、コンソールはつながりませんでした。
SRCに「B2008105 LP」が出ています。

image.png

B2 は LPAR のエラーです。

B2xx xxxx It may indicate a Logical partition error.

しばらくすると、結局「シャットオフ」に戻ってしまいました。

image.png

結局、使えるのは「IBMi-71-11-001」だけのようです。


当日記のIndexはこちらです。


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この記事は筆者の個人的な責任で無保証で提供しています。
当記事に関してIBMやビジネスパートナーに問い合わせることは、固くお断りします。

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