「Arch LinuxをT2チップを備えない古いIntel Macにインストールしようとする日々」シリーズに取り組んでいて,「Arch Linuxを元にT2チップを備えない古いIntel MacをNerves化しよう」という構想が沸々と湧いてまいりました.引き続き,駄文を連ねていこうと思います.
背景
2023年末, @pojiro に依頼して,Zybo Z7-10へのNerves移植を進めてきました.@pojiro がNerves 大好きな私が2023年にやったことにまとめてくれています.
気づいた人もいるかと思うのですが,これは,Nerves,月へ行くで構想を発表した,月面探査車YAOKI向けのKintex UltraScaleのFPGAボードによるNervesシステムの予行演習に位置付けているものです.
そういうわけで,私の中で,Nerves移植熱が急上昇しております.そして,LinuxとElixir, Nervesの関係性を深く理解したいという意欲に目覚めております.
Arch Linuxに触れて湧いた,ある意欲
2023年末から,@mnishiguchi の勧めにしたがって,Arch Linuxと戯れてきました.その体験を通して得た経験知を,「Arch LinuxをT2チップを備えない古いIntel Macにインストールしようとする日々」シリーズと銘打ち,下記のようにしたためてきました.
- Arch LinuxをブートできるUSBメモリを用意する
- デュアル・ブート環境にするためにパーティションを区切る
- いよいよArch Linuxをインストールする
- ネットワークの設定を見る
- Mac Pro (Mid 2010)にArch Linuxをインストールする
- ネットワークが繋がらない最小構成のままElixirをインストールして実行してみる
- ネットワークが繋がらない最小構成のままElixirをasdfではなくソースコードビルドしてインストールする
このまま,T2チップを備えない古いIntel MacをArch Linux化していっても良いのですが,6,7でElixirを入れられるということがわかってしまったので,「Nerves化したい!」という意欲が沸々と湧いてまいりました.
「Arch Linuxを元にT2チップを備えない古いIntel MacをNerves化しよう」という構想
Arch Linuxを元にすれば,T2チップを備えない古いIntel MacのNerves化は,なんとなく出来そうな予感がします!
つづく