この記事は,Ubuntuはよく使うが,Arch Linuxは初めてという私 @zacky1972 が,まずは手近なT2チップを備えていない古いIntel MacにArch Linuxをインストールして習得していく過程を記録する駄文の4回目です.今回は,前回インストールしたArch Linuxのネットワークの設定を見ます.
シリーズ
- Arch LinuxをブートできるUSBメモリを用意する
- デュアル・ブート環境にするためにパーティションを区切る
- いよいよArch Linuxをインストールする
- ネットワークの設定を見る(本記事)
- Mac Pro (Mid 2010)にArch Linuxをインストールする
- ネットワークが繋がらない最小構成のままElixirをインストールして実行してみる
- ネットワークが繋がらない最小構成のままElixirをasdfではなくソースコードビルドしてインストールする
起動
現状では,下記の起動シーケンスにしたがって起動しています.
ユーザー権限で起動しているという想定です.
ネットワークの設定
ネットワークの設定は下記のとおりです.
下記のネットワークマネージャーを使うことがあるようです.
ps
で見てみると,どうやらsystemd-networkd
を使っているようです.
確認するために,一度,exit
を2回押して,下記コマンドを入力します.
systemctl --type=service
これをみると,systemd-networkd
もですが,OpenSSH Deamon
も起動しているみたいですね.デフォルトでは入らないようにも見えますので,何かの過程でインストールされたのかもしれません.
arch-chroot
を用いて起動している間は,残念ながら,この設定をいじることはできないようです.先にmacOSからの起動を確立してからでないと,いけないようです.
取り急ぎ,USBメモリ中のデフォルトのsystemd
の設定を,SSD中にコピーしておいた方が良さそうな気がします.見た感じ,何も設定されていないようでした.