グループポリシーを使ってドメインに所属するコンピュータにGoogle Chromeをインストールする
*** 解決したいこと ***
Windows Server 2019 でグループポリシーを使用してドメインに所属する
コンピュータにGoogle Chromeをインストールさせることができません。
以下の(1)~(10)の手順で作業を行ったのですが、クライアントのWindows 11で
起動時にGoogle Chromのインストールを始めることができません。
Windows Server 2019のGPOを使用してGoogle Chromのソフトウェアを配布
し起動時に実行させるようにするための解決策を教えて下さい。
宜しくお願い致します。
設定時に参考にしたサイトはこちらです。
https://tech-mmmm.blogspot.com/2019/11/
【Active Directoryの環境】
・サーバーとクライアントの2台構成
ドメインコントローラ →Windows Server 2019 Datacenter
Active Directory参加しているクライアント → PC Windows11 pro
(1)Windows Server 2019 にmsiの保存
C:\Users\Administrator\Documents\share_install\GoogleChromeStandaloneEnterprise64.msi
C:\Users\Administrator\Documents\share_install
に共有フォルダの設定とアクセス権の設定
ファイルサービスと記憶域サービス→共有→share_install選択→
右クリックでプロパティ選択→アクセス許可選択し、"アクセス許可をカスタマイズする"ボタンクリック→
以下の6つのプリンシパルにフルコントロールの権限を与えました。
Everyone
Authenticated Users
Domain Users
Domain Computers
Administrator
Administrators
(2)GPO作成
作成したGPOの名前 → msi_test
(3)OU作成
作成したOUの名前 → TokyoOffice
(4)(1)のmsi_testのGPOを選択→編集
「コンピューターの構成」→「ポリシー」→「ソフトウェアの設定」→
「ソフトウェア インストール」を選択→
右クリック→「新規作成」→「パッケージ」を選択→
ファイル選択のダイアログボックスが表示されるので、
共有フォルダに配置したmsiファイル(Google chromのインストールファイル)を選択。
(5)test_msiのGPOの「委任」のタブで不足しているプリンシパルを追加して
フルコントロールの権限を付与。
Authenticated Users
Domain Users
Domain Computers
Administrator
Administrators
(6)"グループポリシーの管理"でGPOのtest_msiをOUのTokyoOfficeにドラッグ
して紐づける。
(7)"Active Directoryユーザーとコンピュータ"で
TokyoOfficeのOUにドメインコントローラに登録したユーザー(Windows11 AD参加用)
をドラッグ&ドロップ。
(8)Windows11にソフトウェア配布がされなかったため、
Windows11用の管理テンプレートをWindows Server2019に追加。
以下のサイトを参照。
https://ittrip.xyz/active-directory/21h2
(9)Windows11クライアントの管理権限コマンドプロンプトで
gpupdate /force と入力。
「コンピューターポリシーが正常に完了しました。
ユーザーポリシーの更新が正常に完了しました。」
再起動しますのメッセージは出てこないので、手動で再起動。
(10)ファイアーウォールはWindows Server 2019、Windows 11 proの両方
全て無効にした。