はじめに
以下のお試しをやってきた、OpenAI の GPT-5 が関連する話です。
- OpenAI公式の情報をもとに GPT-5 の API をさっそく試す【Node.js】 - Qiita
- 【Node.js】 OpenAI公式の情報をもとに「GPT-5 の API」の従来との違いを少し見てみる(reasoning.effort minimal や verbosity の設定) - Qiita
今回の内容
今回の内容は、上記 1つ目の記事でも軽く触れていた OpenAI の Codex CLI の話です。
GPT-5 に対応したとのことで、過去に試したことがあったのですが(以下の記事に書いているように、2025年4月の Codex CLI 初登場時に触ってみていました)、またあらためてさわってみます。
●OpenAI Codex CLI のクイックスタートを試してみた - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/578f4239bf6dae1abb56
GPT-5対応に関する公式・関係者のポスト
Codex CLI の GPT-5対応に関する公式・関係者のポストをいくつか掲載してみます。
さっそく試す
さっそく試していきます。
公式リポジトリ
リポジトリは、過去のお試しをした時と同じ、以下です。
●openai/codex: Lightweight coding agent that runs in your terminal
https://github.com/openai/codex
ここに、今回使う「Using Codex with your ChatGPT plan」という内容についての項目もあります。
ローカルインストールで試す
Codex CLI を試します。
公式手順だと、-g オプションをつけたグローバルインストールや、brewコマンドでのインストール方法が紹介されていますが、今回の自分のお試しではローカルインストールで試してみます。
インストールと実行
まずインストールコマンドは以下です。
npm install @openai/codex
インストールが完了したら、Codex CLI を立ち上げます。今回、ローカルインストールを使ったので、起動コマンドは以下の npx をつけたものを使います。
npx codex
認証まわりの操作
npx codex
というコマンドを実行したら、以下の内容が提示されました。ここでは「> 1. Sign in with ChatGPT」のほうを選びます。
そうすると、ブラウザで以下の画面が開きました。ブラウザでは OpenAI にログイン済みの状態でしたが、Codex CLI の認証は、その状況でも別途、ログインを求められるようでした。
ログインができたら、あとは以下を進めていきます。
以下はブラウザ側の完了画面です。
上記のブラウザでの操作を終えると、ターミナル側も「✓ Signed in with your ChatGPT account」というメッセージなどが出ていました。
なお、上記画面内にリンクが 2つありますが、それぞれ以下のページへのリンクです。
●openai/codex: Lightweight coding agent that runs in your terminal
https://github.com/openai/codex
●ChatGPT
https://chatgpt.com/#settings
認証完了後の流れ
「Press Enter to continue」と書いてある状態で、何かのボタンを押すと、以下の画面に進みました。その後は、今のワーキングディレクトリでの作業で、コマンド実行時や編集時に許可を求めるかどうか、を選ぶものが出てきます。
ひとまず、今回は「> 2. Require approval of edits and commands」のほうで進めます。その後の画面は以下になります。
以下のスラッシュコマンドが例示されていたりします(下部には ⏎ send Shift+⏎ newline Ctrl+C quit
という表示も出ています)。
- /init - create an AGENTS.md file with instructions for Codex
- /status - show current session configuration and token usage
- /diff - show git diff (including untracked files)
- /prompts - show example prompts
とりあえず、 /prompts
でプロンプトのサンプルを見てみます。以下は /
だけを入力した状態ですが、サジェストが出るようにもなっているようです(このあたりは、他の同種のツールと同じ仕様)。
以下が、スラッシュコマンドの実行後の画面です。
そこには以下の内容が出力されました。
- Explain this codebase
- Summarize recent commits
- Implement {feature}
- Find and fix a bug in @filename
- Write tests for @filename
- Improve documentation in @filename
コーディングを試す
コーディングを依頼してみます。過去に以下の記事で使ったプロンプトで試してみました。
●Gemini CLI をさっそく試してみた! - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/fa5b696b055ed4a992ec
●Rovo Dev を試す: Claude Code的な AIエージェント(Atlassian がリリース) - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/2d3243d17c0780e8805b
プロンプトは「Node.jsのプログラムでフィボナッチ数列を出力するプログラムを書いて、app.mjsという内容で保存して」という」内容です。
少し処理が行われる時間が続き、以下など途中で許可を求められたものは、全て許可していきました。
一連の処理の完了後は、以下となりました。
ワーキングディレクトリを見てみると、ファイルが生成されており、その中身は以下になっていました。
#!/usr/bin/env node
// Fibonacci sequence printer (ESM)
// Usage: `node app.mjs [count]`
// - Prints the first `count` Fibonacci numbers (default 10)
// - Use `-h` or `--help` for help
import process from 'node:process';
function printHelp() {
const msg = `Usage: node app.mjs [count]\n\n` +
`Print the first N Fibonacci numbers.\n\n` +
`Arguments:\n` +
` count Number of terms to print (default: 10)\n\n` +
`Options:\n` +
` -h, --help Show this help message\n`;
console.log(msg);
}
function parseCount(argv) {
const arg = argv[2];
if (!arg) return 10;
if (arg === '-h' || arg === '--help') {
printHelp();
process.exit(0);
}
const n = Number(arg);
if (!Number.isInteger(n) || n <= 0) {
console.error(`Invalid count: ${arg}. Provide a positive integer.`);
process.exit(1);
}
return n;
}
function firstNFibonacci(n) {
const result = [];
let a = 0n, b = 1n;
for (let i = 0; i < n; i++) {
result.push(a);
[a, b] = [b, a + b];
}
return result;
}
const count = parseCount(process.argv);
const seq = firstNFibonacci(count);
// Print one per line for readability
for (const v of seq) {
console.log(v.toString());
}
生成されたコードを実行したところ、無事に以下のように動作しました。
その他
Codex CLI関連のメモ
以下の OpenAI公式の「GPT-5 Coding Examples」というのがあり、その中で気になった Codex CLI関連の内容のメモです。
●openai/gpt-5-coding-examples: GPT-5 coding examples
https://github.com/openai/gpt-5-coding-examples
「Build with GPT-5」という項目内の「For Developers: Codex CLI」というところで、以下のように Codex CLI を使ったコマンドが掲載されていました。
codex --model gpt-5 --full-auto "Build a simple photobooth application with camera access in a single HTML file"
【追記】 Windows での利用
この記事を書いた時点だと、Windows で使う場合は npm版は WSL を使う必要があったように思ったのですが、0.20.0 で npm版で Windows向けネイティブ版(Rust CLI)が提供された状態になっているようです。
●【大幅アプデ】OpenAI Codex CLI v0.20 × GPT-5を試す。インストールからアプリ実装までハンズオン検証|ChatGPT研究所
https://chatgpt-lab.com/n/n9e23e513f645