はじめに
ついに、IBM watsonx.ai がやってきました
嬉しいことに IBM Cloud アカウントをお持ちの方であれば、無料で試すことが可能です。
watsonx.ai の詳しい説明は公式ホームページにお任せするとして、早速使ってみましょう
watsonx.aiの詳しい使い方は、オンライン・マニュアルの中にあるファウンデーション・モデルをご参照ください。
無料で試すために必要なサービス
IBM Cloud の 2 つのサービスが必要です。
無料で試したい方は、 Lite プランが使えます。
- Watson Studio
- Watson Machine Learning
2023年7月8日現在では、ダラス・リージョンでのみサポートされています。
詳しくはこちら。
『超早い利用方法』という記事が公開されています。これから始めようとされている方はぜひ!
Watson Studio と Watson Machine Learning のセットアップ手順については、こちらの記事が参考になると思います。
watsonx.ai はどこにある?
以前から、Lite プランの Watson Studio と Watson Machine Learning を使用していたので早速試そうとしましたが、、、なんと、どこにあるのか見つけられません!
こんな画面が表示されたら成功です
早速試してみましょう。
『[・・・]Experiment with foundation models and build prompts with Prompt Lab』をクリックします。
(参考) 管理画面で確認したら、watsonx platformに変更されてました。
watsonx.aiのサポートに伴い、プラットフォームとして、
- Cloud Pak for Data platform
- watsonx platform
の2つの環境が用意され、watsonx.ai を使用する場合は、watsonx platform に切り替える必要があります。
オンラインマニュアルにちゃんと記載がありました。詳しくはIBM watsonx プラットフォームと Cloud Pak for Data as a Service プラットフォームの切り替えを参照ください。
watsonx.ai の Prompt Lab の画面構成
OpenAI が提供する Playground に似た構成となっていますが、初心者にも使いやすいように幾つか工夫された点があることが特徴です。
① サンプルプロンプト: プロンプトの使い方が学べるサンプル集。各機能別のサンプルが用意されているので、初めて使用する方は、最初にこちらを参照することをお勧めします。(英語です)
② 命令文(Instruction): モデルに対して、指示内容を記入します。オプション扱いです。
③ 実例(Examples): モデルに対して実行する命令に関するヒントとなる内容を実例として与えます。オプション扱いです。
④ 実行対象(Test your prompt): 命令文や実例で与えた指示を適用する対象(内容)です。
⑤ モデル: 使用するファウンデーション・モデルです。
⑥ モデルパラメータ: すっかりお馴染みになった Temperature や最大トークン数等、の指定が可能です。
(参考) 2023/7/8 現在、提供されているファウンデーション・モデルは 5 つです。
(参考) 各モデル概要
各モデルの概要は、watsonx.ai で使用可能なサポート対象のファウンデーション・モデルから参照できます。
各モデルの属性と考慮事項については、watsonx.ai でのファウンデーション・モデルの選択を参照してください。
いかがでしたでしょうか
ついにベールを脱いだ IBM watsonx.aiの概要はいかがでしたでしょうか。
記事が長くなりそうなので、実際に使ってみた結果は
IBM watsonx.ai を試してみた ( コピペ OK ) 💙
として投稿しました。
参考
Documentation ( IBM watsonx.ai 用)
ファウンデーション・モデル
watsonx.ai でのファウンデーション・モデルの選択