はじめに
以前S3+CloudFront+Route53構成でSSLの独自ドメインサイトを書きました。
SSLの独自ドメイン静的Webサイトを低コストで15分で立ち上げる (Route53 + S3 + CloudFront + AWS Certificate Manager)
CloudFront + S3 構成でのリダイレクト設定
もっと簡単で楽に運用する方法を探していたらAmplifyで超簡単にできたので書いていこうと思います。
注意
自分はAmplifyについては知ったばっかりの超ど素人ですので、
これはアンチパターンかもしれません。
使うかどうかの判断はご自分で判断お願いします。
前提
- AWSアカウント
- 独自ドメインの取得
- 独自ドメインのNSをRoute53に向けている
- 静的サイトはGitで管理している
構築
Amplifyにアプリをデプロイ
サービス一覧からAmplifyに入り、New App -> Host web app 選択
使っているGitを選択(今回はGitHub)
リポジトリとブランチを選択して次へ
※Organizationsのリポジトリが出てこない場合は、
https://github.com/settings/applications
にアクセスし、awsの認証情報を削除し、再度アクセスすると権限付与画面が出てくるので、そこで組織を選択すればできるようになります。
任意のアプリ名を入力して次へ
そのままデプロイ
カスタムドメインの設定
作成したアプリを選択している状態で左のメニューからドメインの管理を選択
※Route53でホストゾーンを作成していること
好きなようにカスタマイズして保存(スクショはデフォルト)
このようにSSL証明書の作成が始まります。
同時にRoute53の設定もしてくれます。全部終わるまで5分前後です。
以上です。独自ドメインのURLでアクセスできるか見てみましょう。
料金
めちゃくちゃデプロイしなければS3+CloudFront構成と変わらないんじゃないかな?
まあ、安い
最後に
大阪リージョンはまだ無いようです。
【気に入ったところ】
- S3+CloudFront構成も簡単だけどこいつはもっと簡単
- 特に何もしなくてもデフォルトでGit連携の自動デプロイになっているところ
- リダイレクト設定も簡単
- ブランチも簡単に管理対象に含めることができる
- ブランチ毎にBesic認証がつけられるところ
- モニタリングがついている
【気にいらないところ】
- デプロイがちょっと長い(手動でS3に上げるよりは早い)
【気になったところ(無知故に)】
Amplifyが多機能すぎて(本来バックエンドで力を発揮するサービスっぽい)
ググると開発者向けの記事がかなりヒットするので、
静的Webサイトだけの為に使うのって、ありなのかな?
【その他】
キャッシュの設定はどこ?