前置き
UnityでAndroidにアプリをビルドする必要があったので、
いろいろ調べながらやりました。
環境
・Unity2018.3.14f1
・Android Build Supportはなし
・Unity Hub 2.1.3
必要なもの
・Android Build Support
・Android SDK,JDK,NDK
Android Build Support
まずこれが必要。
Unityをインストールするときにチェックを入れていればインストールされている。
確認方法はFile>Build Settings>Platform>Androidでこのような画面が出ればOK。
ない場合はNo Android module loaded.と表示され
Open Download Pageというボタンが表示されているはず。
Unity HubでUnityをインストールした人は
インストール>「︙」>モジュールを加える>
Android Build Supportにチェックを入れる>実行
でインストールできる。
Android SDK,JDK,NDK
SDK,JDK,NDKを設定する画面は
UnityのEdit>Preferences>External Tools>Android で確認できる。
Android Build Supportがインストールされていないと、ここに設定画面が表示されない。
《SDK》
SDKのDownloadボタンから開いたページで
「Android Studio」をダウンロードしてインストール。
Android StudioのConfigure>SDK Manager>Android SDK Locationに表示されている
パスをコピーして、Unityの方のSDKのボックスにペースト。
《JDK》
Use embedded JDKというチェックがあるので、もしかしたらそれをチェックすれば
ダウンロード不要かも。
今回は下記のサイト[1],[3]を参考にしたので
Java Development Kit(jdk-8u-231)をダウンロード・インストールした。
自分でインストールした場合は同じようにインストールした場所のパスをコピペする。
《NDK》
必須ではないが「IL2CPP」を利用するためには必要らしい。[2]
NDKのボックスの横のDownloadを押すとzipファイルがダウンロードされる。
サイズが大きいので解凍には結構時間がかかる。
同様に解凍したフォルダの場所のパスをコピペする。
ここまで出来たら
File>Build Settings>Platform>Androidで「Switch Platform」を押す。
「Player Settings」を押すとInspectorで設定ができる。
Other SettingsのPackage Nameでプロジェクト名を変更したり、
Scripting BackendをIL2CPPに変更したりする。
(下記のサイトを参考にそのまま変更しました)
ここまで出来たらBuildで好きな名前を付けて保存。
困ったこと
・最近(2019.04.16)変更があったようでJava Development Kitのダウンロードには
Oracleのアカウントが必要になったらしい。[4]
もしUse embedded JDKで出来るなら、JDKをダウンロード・インストールする必要はないのかも。
・Android Build Supportを追加したのにPlatformに「No Android module loaded」と表示されることがあった。原因は不明。Unity Hubから一度アンインストールしてAndroid Build Supportと一緒にインストールしたり、Unityの別のバージョンをインストールしたりすると解決した。同じような症状で困っている人がいたら試してもいいかもしれない。
参考にさせていただいたサイト
[1]UnityからAndroid実機ビルド手順(2017.08版)
https://qiita.com/relzx/items/7f8e7817c9edd11c5023
[2]Unity開発するにあたって知っておきたいコンパイラのすゝめ(Part2~IL2CPP編~)
https://qiita.com/4_mio_11/items/d5d7b4e879a8341595cd
[3]Unity2018インストールからAndroidビルドするまでの手順
https://qiita.com/taroyan/items/2ff7f6aadd640221bde5
[4]学生のためのJDK8インストーラーのダウンロード
https://qiita.com/Ninjaky/items/becaa5623eb7607210b4