これはRStudio Advent Calendar 7日目の記事です。

2016年、歴史が動きました。RStudioのv1.0がついにリリースです！

ということで、RStudio関連のTipsを集めるためのアドベントカレンダーを立ててみました。

という趣旨ではじまったアドカレですが、そういえばこれまでRStudio関連のTipsはどれくらいあったのだろう？　と思い、日本語情報になっているものだけをまとめてみました。

勉強会でのスライドなどをあまり網羅できておりませんが、参加数が足りず...ご容赦ください。コメント等でお知らせいただければ適宜追加します。

1.0からの新機能

R Notebooks (Jupyter NotebookのR特化版のような感じ。　コードの実行結果をインライン表示できる）
- RStudioで R Notebook機能を試してみる (2016/07/30)
sparklyr (Sparkとの連携）
profviz (スクリプトの実行時間をプロファイリングできる）対応
- 　旧"microbenchmark"パッケージ。
readrによるcsv/tsvファイルIO高速化、readxlによるExcelファイルの読み書き、havenパッケージによるSAS/SPSS等ファイルの読み書き
- RStudioのGUIからデータ読み込み (2016/12/01)
bookdown (Markdownを拡張してRのコードを含むPDF/webページを簡単にかける）
- Rで本を作りたい (2016/11/27)

入門、インストール

EmacsからRを使う - RjpWiki
- ESSについてはRjpWikiに最も情報がまとまっています。
SublimeTextのR-BoxとR-SnippetsでR言語の開発環境を整えてみる (2016/05/17)
- RStudioではなく、使い慣れたテキストエディタで開発したい！という場合はこの記事が役に立つでしょう。
- 時期的にこの方法と同じではなさそうですが、2003年のインタビューではHadleyもSublime Text2を使っているようです。
JupyterでRを使う。 (2016/01/28)
Jupyter Notebookを利用してお手軽分析環境構築 (2016/04/05)

【gifアニメつき】テキストエディタとしてのRStudioを極めたい (2015/08/20)
- 一年以上前の記事だけど、ショートカットキーでなにができるかはこの記事を見ればOK。
RStudioのPaneを操作する　(2016/12/04)
- RStudio最大の特徴ともいえる「ペイン」の設定や便利な使い方について丁寧に解説されています。
細かすぎて伝わってなさそうなRStudioの便利ボタン (2016/12/05)

IT苦手な人のためのWindows+gitでRStudioによるバージョン管理入門 - Analyze IT.
- この記事を読んで、まずGitを入れましょう。
RStudioではじめるGitによるバージョン管理 (2015/09/06)
- Gitは入門が済んでいることが前提の記事なので、上の記事をよんでおきましょう。

RStudio Connect (β）を試してみた
- 現在は45日間Traial + 有償化しているRStudio Connect(RStudioを中心にした分析結果共有プラットフォーム)の貴重な紹介記事。
- 20ユーザーで$15000/year, 100ユーザーで$25000/yearですが会社でも使ってみたいなぁ...Tableauとかよりは全然安い。使いこなせれば。
- cf. https://www.rstudio.com/pricing/#ConnectPricing

RStudio カンファレンスが来年1月にアメリカのオーランドで開催されるようですね。
https://www.rstudio.com/conference/

正直、現状の日本語記事だけでは物足りないので、だれかこういうカンファレンスに参加して最新情報をお伝えして欲しいです！

よろしくおねがいします！