RayArc寺子屋【TEE-RA】第4回LT会の記事です。
伝え方のこれまで
これまで、立ち上げ記録という形で各LT会のダイジェスト記事を載せながらご紹介してきました。
動画も編集して公開していることを考えると、これらは本来過剰だったのですが、黎明期であり、「勉強会いつメン問題」もあり続けていたことから、
- 活動の背景がより伝わるきっかけになるように
- 動画だと見れないなって状況でも、片鱗に触れられるように
- 本編だけだと取りこぼされがちな、直後に生まれる雑談の価値まで少しでも届くように
と、ちょっとムチャして記事にしてきました。これも、いわゆるオープン社内報の一環とも言えます。
伝え方のこれから
しかし、さすがに第4回まで、多少の逆風の中で開催してきましたので、逆に「いつメン」のためにも、私自身の運営としての持続可能性も馬鹿にできなくなってきました。
本当は、「来ない人は来ない」という真理も、うすうすわかってはいます。一方で、人にはその人その人の「機」のようなものもあり、そう断じてしまうことは断絶の始まりでもある。
葛藤はありますが、発信そのものや、下手すると開催自体ができなくなるような形で呼びかけに過度に比重を置くよりは「来たくなった時に、続いている場」にすることが、長い目で見て結局伝えることにもなるのかも、と思い直したのでした。
これが正解かはわかりませんが、そもそも正解などというものはないのだとも思います。
第5回ではまた伝え方が変わるのかもしれないです。
第4回はどうだったのか
スピーカー2名体制が続いていましたが、ようやく3名開催に!
ささやかだろうと何だろうと実はこの変化は大きい。2→3ってコミュニケーションの流れ自体もガッと変わりますし、1.5倍という意味でもすごい広がり方です!
-
「人事の羅針盤2025、人事サイドが熱すぎたので技術全振りレポートも読んでみたくなった件」RayArc寺子屋【TEE-RA】LT会より

- 人事の羅針盤2025は、人事の視点からTechを語る(だけではないが、その側面もある)熱量あふれるカンファレンスで、研究者や実務家が登壇
- スポンサーとして出展参加し、ホワイエで展示を行いました
- 開催後には、参加者による熱気のこもった長文レポートが多数投稿され、臨場感と自分ごとの視点が印象的でした
- 技術者にとっても、人事のテーマは心理的安全性や新人育成など身近でリンクする話題が多く、関心を持つ人は多いはず
- 今回はTech寄りの発信が少なかったものの、イベントの性質や客層を考えれば納得感もあり、今後の展開に期待したいです
-
「5分でわかる?ウミガメのスープ」RayArc寺子屋【TEE-RA】LT会より

- 「ウミガメのスープ」は、出題者にイエス・ノーで質問を重ねて真相を探る“水平思考パズル”の一種
- 論理的思考とは異なり、前提を疑い、常識を崩すことで真相に近づく思考法が求められる
- 代表的な問題「男はレストランでウミガメのスープを飲み、自ら命を絶った。なぜか?」を通じてその面白さを紹介
- 正解の基準も出題者の裁量に委ねられるなど、フィーリングで進行するライブ感も魅力のひとつ
- 常識を問い直すこのゲームは、新しい視点や発見をもたらしてくれる体験として、多くの人に試してほしいです
-
- MCP(Model Context Protocol)サーバーを使って、AIエージェントから外部サービスと連携する実験を行いました
- Claude for Desktop上でZapier経由のGoogleカレンダー取得や、ファイルシステム型MCPでPCに予定をテキスト保存する処理を試行
- 指定フォルダにスケジュールを書き出すことに成功し、MCPサーバーのアイコン表示で連携の正確性も確認
- サービスによっては事前準備が必要で、動作が安定しない場合もあるため、プロンプトのブラッシュアップが重要
- 便利なMCPサーバーも多いが、セキュリティ面の確認は必須で、GitHubのコードチェックを推奨
一つ目に関しては、そもそも既に対応する記事があります!
「人事の羅針盤2025、人事サイドが熱すぎたので技術全振りレポートも読んでみたくなった件」RayArc寺子屋【TEE-RA】LT会より
LT会後のこぼれ話ちょっと紹介
LT会後に生まれる雑談の中には、発表からはそぎ落とされてしまう試行錯誤や、妄想に近い危うい温度が混ざり合っています。雑談は、暴れるところにこそ本質がある。
その場に居合わせたライブ感や双方向性を伴わずに、たとえばこの記事のような場に“翻訳”しようとすると、かえって伝わらなかったり、ときに悪意ある切り抜きのように、解釈する側でさらに「暴走」してしまうリスクもあります。そうなってしまうと、伝えたい側も、受け取る側も、お互いに不幸です。
それでも、読んでもらえる範囲にそぎ落としながら、どうしても伝えきれない本質があることを承知のうえで、少しだけ、お届けしてみようと思いました。
Claude for Desktopが反旗を翻す話
- 「そもそも、どう定義するかが書いてない」——そこからつまずきが始まり、無料プランはすぐに制限がかかる
- 依頼していないのに勝手にReactのコードを組んで実行して失敗する。“試した風”の結果が返ってくる
- しかも、クレジット制限に達して「5時間後に再試行してください」と言われる始末
- ようやく連携が完了したのは、LT会の昼。ギリギリの綱渡り
- サービス連携には事前準備が必要だが、そのハードルが「自分が思った以上に高い」ことも多々
- Draw.ioの本体インストールが必要だったとか
- サーバーのポートがバッティングしていると失敗していて、それが極めて静かに失敗しているとか
- GitHubの記述通りにいかない
- MCPサーバーが起動しない、静かに失敗していて、それが極めて静かに失敗しているとか
- MCPサーバーを使ってローカルのファイルを参照させようとしたところ、(もしかしたら何か理由はあったのかもしれんけど)勝手にインターネットにアクセスし、ファイルにない内容を生成して保存されたとか
- その過程で、またしてもクレジット制限に達して、22時まで待機を命じられるとか
「Claude for Desktopが反旗を翻してくる」
LT会後の雑談ということで内容そのものは深く追求しておりませんが……😁
試行錯誤を共有できる仲間がいると、続けやすいものでございます。
MakerFaire Tokyo 2025:ロボットキーウィと優しい肌触り
「ロボットキーウィが卵を産むんですよ」
「この置物、さわるとあったかいんです」
そんな会話の記録とともに紹介されたのは、MakerFaire Tokyo 2025で遭遇した優しい肌触りのロボット動物たち。“優しい動物園”“ふれあい動物園”などと曖昧に記憶して序盤はお話されていましたが、実際は ROBOZOO〜心を育むロボット動物園〜 だったらしいですね。
動物アレルギーの人でも触れられる、触感と感情のインターフェースとしてのロボットだとか…。
私もMakerFaire Tokyo、何回か訪れていたので今年も行きたかったのですが、
こちらのイベントを同日(土曜)に主催した結果、力尽きて日曜にもどうしても休息が必要になり、今回は断念しました。
来年は行きたいねー、出展とかもしてみたいよねーという会話も盛り上がりました。
