kintone Advent Calendar 2018 の 1日目の記事。いよいよ始まりました^^
クラウド型業務システムのプラットフォームである kintone(キントーン) をもっと乗りこなすために、『cybozu developer network』 にあります。今年も cybozu developer network についてこちらで語ってみたいと思います。
いつでもどこでもだれでも developer network
今年は、kintoneに加えてGaroonのAPIが強化されたため、ガルキン連携の記事が多くお披露目されました。cybozu developer network はサイボウズ製品の技術コミュニティサイトなため、トップページで仲良く登場しています。
学習できるコンテンツ、相談し合うコミュニティ
PVはkintone,Garoonを取り巻くエコシステムの発展とともに右肩上がりですね。UUも緩やかですが右肩上がりです。2018年11月以降にkintoneのスマートフォン対応APIもリリースされており、来年もエコシステムがさらに促進されるものと思います。
増え続けるコミュニティメンバー
『cybozu developer network』は、2017年11月30日時点で 13,200 を超えるメンバー登録があります。オープンしてから 4年8ヶ月ほどですが多くの人に活用されています。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2018-2017 | |
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コミュニティメンバー数 | 1,400 | 3,150 | 6,350 | 9,450 | 13,200 | +3,750 |
開発者ライセンス数 | 540 | 1,500 | 3,350 | 5,100 | 6,900 | +1,800 |
kintone開発者ライセンス(無償)は特典サービスの目玉のひとつで、メンバーの方であれば誰でも申し込むことができます。開発者ライセンスの発行方法
新しく追加、強化されたツール
ESLint
こちらを使うことで、JavaScriptの構文チェックをしながら開発できるので、一定のルールに則って品質のよいコーディングをチーム内で実現できますね。(2018年4月〜)
kintone UI Component
プラグイン開発、SIなどのkintoneカスタマイズですが、kintoneライクなUIで提供したいものです。そんな思いが集まったライブラリです。(2018年5月〜)
kintone-node.js-sdk
kintone REST APIをNode.jsで扱えるライブラリです。(2018年5月〜)
私はスマートスピーカーとの連携開発で使ってみました^^
プラグイン開発支援ツール群
- create-plugin プラグインの雛形を作るツール
- plugin-packer プラグインをzipファイルにパッケージングするツール
- plugin-uploader プラグインzipファイルを環境にアップロードするツール
- webpack-plugin-kintone-plugin webpackを利用したプラグイン開発をサポートするツール
さいごに
昨年のkintone Advent Calendar 2017で、developer networkの成長について語りましたが、今後も多くの方々とともに成長できたらなと思います。2019年はどのような「cybozu developer network」になっているか、楽しみです。