kintone Advent Calendar 2017 の 1日目の記事。
クラウド型業務システムのプラットフォームである「kintone(キントーン)」をもっと乗りこなすために、数多くのTipsやSample, SDKが『cybozu developer network』 にあります!今回も『cybozu developer network』の成長とトピックについてこちらで語ってみたいと思います。
1. いつでもどこでもだれでも developer network
2017/11/02 にスマートフォンでもきちんと表示できるようにリニューアルしました。スマートフォンからもアクセスしやすくなりましたね。お知らせ
また、2017/02/13 にトップページのリニューアルも実施しました。その当時のデザインですが、わかりやすいサイトを目指して情報を整理してみました。お知らせ
2. 学習できるコンテンツ、支え合うコミュニティを届ける
5,6月くらいから緩やかですがアクセス数を伸ばしています。要因はいくつかあるかなと思いますが、そのひとつに「はじめようJavaScript」がオープンされたのが影響ありそうです。これにより、ビギナーの方々も学べる技術サイトになりました。さらにこの頃からGaroonのTipを追加したり、ナレッジノート(メンバーが投稿できるコミュニティ)も登場しました。
3. 増え続けるコミュニティメンバー
『cybozu developer network』は、2017年12月01日時点で 9,450 を超えるメンバー登録があります。オープンしてから 3年8ヶ月ほどですが多くの人に活用されています。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2017-2016 | |
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コミュニティメンバー数 | 1,400 | 3,150 | 6,350 | 9,450 | +3,100 |
開発者ライセンス数 | 540 | 1,500 | 3,350 | 5,100 | +1,750 |
kintone開発者ライセンス(無償)は特典サービスの目玉のひとつで、メンバーの方であれば誰でも申し込むことができます。開発者ライセンスの発行方法
4. SNSで新しい発見をしてみよう
kintone developer JPの公式Twitter @kintonedevjp をフォローすると、cybozu developer network の更新情報やサイボウズ主催/共催の技術系イベント情報といった耳寄り情報が、タイムリーで受け取れます。2017/4/10から運用を開始して、最低でも1日1ツイートを目標に発信し続けています。
5. メンバーが投稿できるナレッジノートを活用しよう
ナレッジノート を開設しました。ちょっとしたノウハウをこの場で学習できるだけでなく、メンバー自らが投稿できるのもポイントです。メンバーの中でいいね数ランキングもナレッジノートで公開されていました。コミュニティに貢献されている方々に感謝!!
6.有志によるkintone SDKを使おう
さらに目を向けたいのが、GitHubを通じてkintoneのツールをリリースされているのを紹介します。これらの多くがMIT Licenseでエンジニア思いのライセンス。その一部を紹介します。改良や改修はGitHubのプルリクを使ってみなさんと育てて行きたいですね。
pykintone
グローバル規模で人気が高いPythonで作られたkintone SDKで、アプリのレコード操作が思いの外簡単にできます。このSDKを使って私もこっそり、kintoneのソリューションを記事にしてみました。
pykintoneで2つのレコードの集計結果をメールで送信してみる 2017/5/29記事
kintone-plugin-packer
プラグインがWebでパッケージできる奇跡的なツールです。こちらのナレッジノートで紹介されて気づきました!!
gas-kintone
Google Apps Script のプロジェクトにライブラリとして追加するだけで使えるkintoneライブラリです。Google Forms、Google Sheetsなどグローバルで有名なサービスとの連携で便利に使えそうですね。
kintone REST API client for Ruby
コンスタントにUpdateされている RubyのSDKです。「cybozu developer network」にこれを使った記事がない?ので今後に期待したいところです。
さいごに
昨年の kintone Advent Calendar 2016 で、今後のdeveloper network について語った 「わかりやすさ、探しやすさを追求」すべく、多くの方々のご協力をいただきました。2018年はどのような「cybozu developer network」になっているか、どのようなソリューションが誕生していくのか・・・
この技術サイトを通じて多くの方々にお会いできるが楽しみです。