2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

自作パッケージをCarthageに対応する方法

Last updated at Posted at 2021-06-23

「Swift Packagesによるライブラリの作成方法」は4部構成です。
記事を順番に読み進めると、Swift Packagesでライブラリを自作して公開できるようになります。

はじめに

自作パッケージをCarthageに対応する方法を紹介します。

環境

  • OS: macOS Big Sur 11.4
  • Xcode:12.4 (12D4e)
  • Swift:5.3.2
  • swift-tools:5.3

Carthageへの対応方法

自作パッケージがあれば、CarthageへはXcodeプロジェクトを生成するのみで対応できるので、その手順を紹介します。

パッケージを自作する

自作パッケージがなければ始まりません。

以下の記事を参考にパッケージを自作します。

Xcodeプロジェクトの生成

swift package generate-xcodeproj でXcodeプロジェクトを生成します。

$ swift package generate-xcodeproj
warning: Xcode can open and build Swift Packages directly. 'generate-xcodeproj' is no longer needed and will be deprecated soon.
generated: ./StringTransform.xcodeproj

これだけでOKです。
私はプロジェクトの設定を変更すらしませんでした。

generate-xcodeproj はもうすぐ非推奨になるとのことです。
パッケージの開発は Package.swift をXcodeで開いて行い、Xcodeプロジェクトは使わないようにします。

Xcodeプロジェクトをバージョン管理する

すでに .xcodeproj ファイルをバージョン管理の対象外にしている場合、削除するかコメントアウトします。

.gitignore
- /*.xcodeproj
+ # /*.xcodeproj # Use only with Carthage

私はXcodeプロジェクトをCarthageのみで使っていることを明示するために、コメントアウトしてコメントを書いています。

これでCarthage対応は完了です。

おまけ:Carthageのバッジ

以下のバッジをREADMEに付けることで、Carthageに対応していることを表せます。

Carthage compatible

おわりに

自作パッケージをCarthageに対応することができました!
自分のパッケージがCarthageで使えるようになるのはとても嬉しいです :relaxed:

参考リンク

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?