避難所の運営が始まって数日がたつと、こんな声が聞こえてくるようになります。
- 「今夜の見回り、誰がやるんだっけ?」
- 「炊き出しの人手が足りない。誰か空いてる?」
- 「あの人、昨日から連続でやってない? そろそろ休ませないと」
- 「朝の担当に引き継ぎたいけど、伝えたいことが多すぎて抜けそう…」
避難所は、避難してきた人たちが、少しずつ手を出し合って回していく場所です。受付、炊き出し、トイレ清掃、ゴミ出し、給水、夜間の見回り。やることは次々に出てきます。ところが、当番を決める紙やホワイトボードは、誰が何時にどこへ入るのかが見えにくく、特定の人に負担が偏りやすく、担当が替わると引き継ぎが漏れやすいのが悩みです。
この記事では、Raspberry Pi 5で作る避難所内の小さな通信網「箱舟プロジェクト(TinyBox)」と、Delta Chatの中で動く共有の当番表ミニアプリ「ちゃっと当番表(v1.2.0)」を組み合わせた、インターネットがなくても、地域の人たちだけで当番の「いま」と「次」を共有する運用案を紹介します。
地図の「ちゃっとピンマップ」、人の受付の「ちゃっと入退場」、物資の「ちゃっと物資管理」に続く、**「場所」「人」「もの」、そして「人手」**の4本目の姉妹編です。
本記事は災害対策技術の実験・研究に基づく運用案です。アプリv1.2.0の実装に基づいて説明していますが、TinyBoxと複数実機を組み合わせた動作・通信性能・稼働時間の検証結果を示すものではありません。実際の運用は、平時に地域の運営体制や自治体の手順との接続を確認し、訓練で使える範囲を確かめたうえで検討してください。「できること」だけでなく「できないこと」も後半にまとめています。
1. 避難所の当番で、何が困るのか
| 現場の困りごと | 紙・口頭・記憶だと… | ちゃっと当番表だと(想定) |
|---|---|---|
| 誰がいつ何をやるか見えない | 貼り紙は更新が遅れ、見ていない人も多い | 日付と朝・昼・夜の時間帯ごとに、役割と担当者を全員が同じ画面で見られる |
| 人が足りない役割に気づけない | 当日になって「誰もいない」と分かる | 必要人数に対して「あと○人分不足」と表示する |
| 特定の人に負担が偏る | 頼みやすい人に頼み続けてしまう | 週ごとの負担の偏りが一目で分かり、多い人には休憩を促す |
| うっかり二重に入れてしまう | 同じ時間に別の当番を頼んでしまう | 時間の重複・連続当番を警告する |
| 夜間に入れない人を入れてしまう | 事情を覚えきれない | 「夜間不可」の人が夜の当番に入ると警告する |
| 担当が替わると引き継げない | 口頭の申し送りだけ | 引継ぎメモを残し、「読んだ」記録も残せる |
| 複数人が同時に書いて食い違う | どちらが正しいか分からない | 勝手に上書きせず、候補を並べて人が決める |
| 日本語が読めない人も運営に加わる | 貼り紙は日本語のみ | 画面表示を15の言語から選べる |
必要なのは、インターネットがなくても動く小さな通信網と、当番を決める人も、入る人も、同じ画面で見られる共有の当番表です。
2. ちゃっと当番表とは
一言でいうと、**「チャットに送るだけで、グループ全員で使える共有の当番表」**です。
仕組みの土台は、姉妹記事と同じ3つの部品です。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 箱舟プロジェクト(TinyBox) | 避難所内だけの通信基地。Wi-Fiアクセスポイントとメールサーバー(E-Post)を担う |
| Delta Chat | 各端末で動くメール方式のチャットアプリ。TinyBoxにつなげば、インターネットなしでグループチャットができる |
| ちゃっと当番表 | チャットに.xdcファイルとして送るだけで動く、当番表アプリ(Webxdcミニアプリ) |
Webxdcは、チャットにファイルとして送るだけで、グループ内で動かせるミニアプリの形式です。アプリ専用のサーバーや追加アカウントは要りません。共有に使うDelta Chat側には、メールサーバーとアカウントが必要です。
Delta Chat自体は事前にインストールが必要で、TinyBoxのメールアカウントも設定しておく必要があります。 被災後はアプリストアも使えないため、平時に準備しておく前提です。
TinyBoxの構築手順は箱舟プロジェクトの元記事を参照してください。
3. 基本の使い方
流れ
- グループを作る:運営メンバーでDelta Chatのグループを作る(通常のグループチャットで使います)
-
アプリを送る:グループに
.xdcを送り、全員が同じメッセージのアプリを開く - 当番をつくる:日付を選び、「役割ひな形」から基本の役割を作るか、1つずつ登録する
- 参加者を登録する:呼び名と、できること・夜間に入れるかを登録する
- 担当を入れる:本人の意思を確認して「参加予定」にし、作業後に「参加済み」を記録する
- 引き継ぐ:次の担当者への連絡を「引継ぎメモ」に残す
4つの画面
| 画面 | できること |
|---|---|
| 役割ボード | 日付と時間帯(朝・昼・夜)ごとの当番一覧。必要人数に対する充足、不足、警告、個人の負担 |
| 参加者 | 参加者の登録・編集。できること、夜間の可否、活動中かどうか。担当と実績の管理 |
| 引継ぎ | 次の人への連絡。「読んだ」記録が残る |
| 更新・使い方 | 最近の更新履歴、競合の確認、JSON・CSVの書き出し、使い方 |
当番に登録する項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 当番名 | 例:「夜間見回り」「炊き出し」 |
| 日付・時間帯・開始/終了 | 日をまたぐ当番は終了日を「翌日」にする(最長24時間) |
| 必要人数 | 0〜1000人。0人なら割り当てなし |
| 場所 | 例:「体育館入口」 |
| リーダー | 調整役。本人に確認して登録する |
| 作業内容・注意 | 自由記入 |
参加者の状態は5種類
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 参加希望 | 本人が希望している(まだ予定ではない) |
| 参加予定 | 当番に入ることが決まった |
| 参加済み | 作業を終えた(実績) |
| 不参加 | 入らなかった |
| 取消 | 予定を取り消した |
「予定」と「実績」を分けて記録できるので、あとから「誰が実際に動いたか」を振り返れます。代理で記録することもできます。
役割のひな形で、最初の一手を早く
「役割ひな形から作成」を押すと、基本の役割がまとめて作られます。
| ひな形 | 含まれる役割(例) |
|---|---|
| 避難所の基本役割 | 受付、炊き出し、トイレ清掃、ゴミ出し、給水、夜間見回り、物資配布、要配慮者支援、ペット・衛生 |
| 地域行事の基本役割 | 設営、受付、清掃、片付け など |
人数・時間は例です。 作成後に、現地の状況に合わせて調整してください。同じ日・時間帯・役割は重複して作られません。
4. 使いどころ
想定される場面
| 場面 | 使い方(想定) |
|---|---|
| 避難所の運営当番 | 受付・炊き出し・清掃・給水・見回りなどを、朝・昼・夜で割り振る |
| 夜間の見回り | 夜に入れる人だけを登録し、夜間不可の人を誤って入れない |
| 担当交代・日をまたぐ引き継ぎ | 残った作業や物資の場所を引継ぎメモに残し、次の人が「読んだ」を記録する |
| 自治会・防災班の訓練 | 訓練の当番を実際に組み、不足や重複の警告を体験する |
| 地域行事・お祭り・学園祭 | 設営・受付・清掃・片付けの当番を組む(平時に使い慣れる) |
| ボランティア拠点の運営 | 日ごとに必要な役割と人数を決め、足りない時間帯を見つける |
向いている場面・向いていない場面
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 発災直後から数日の、運営の仕組みができあがるまでの空白期間 | 自治体やボランティアセンターが運営する、すでに仕組みのある避難所 |
| 準備と訓練ができる自治会・防災班 | 事前準備(TinyBox、Delta Chat、担当者)がない場合 |
| 数人〜数十人規模の当番を、顔の見える相手と調整する場面 | 勤務シフトの自動作成や、大人数の厳密な労務管理 |
| 「次、誰がやる?」を全員で共有したい場面 | 参加を強制したい場面、強制的に割り当てたい場面 |
5. メリット
① インターネットがなくても使える
アプリは外部サーバーにアクセスしません。TinyBoxと組み合わせれば、避難所内の通信だけで、全員の端末に当番表を共有できます。電波が届かない場所でも、入力はオフラインでできます。
② 「足りない」が当日より前に見える
役割ごとに必要人数を設定すると、充足の進み具合が表示され、足りないときは「あと○人分不足」と出ます。朝・昼・夜のカードにも、時間帯ごとの充足が表示されるので、足りない時間帯がすぐ分かります。
③ 負担の偏りに気づける
週(月〜日)ごとに、一人ひとりの「予定+参加済み」の回数と延べ時間を、棒グラフで並べて表示します。5回以上の人には「負担多:休憩を検討」と出ます。
ただし、これは相談のきっかけです。点数をつけたり、自動で割り当てたりはしません。技能・体調・個人の事情を考えながら、人が話し合って決めます。
④ うっかりミスを警告してくれる
次のような場合に警告が出ます。
| 警告 | 意味 |
|---|---|
| 時間重複 | 同じ人が、時間が重なる別の当番にも入っている |
| 連続当番 | 一つ終わった直後に、次の当番が始まる |
| 夜間不可 | 夜間不可の人が、18時〜翌6時にかかる当番に入っている |
| 活動休止中 | 休止中として登録された人が入っている |
| リーダーの注意 | リーダーの参加予定が未登録、休止中、または夜間不可 |
あくまで警告であり、登録を止めるものではありません。最終的な判断は運営する人が行います。
⑤ 引き継ぎが「読んだ」まで残る
引継ぎメモは上書きせず追記されます。次の担当者が読んだら「読んだことを記録」を押せるので、誰が読んで、誰がまだ読んでいないかが分かります。特定の当番に紐づけることも、「全体への連絡」として日付なしで残すこともできます。
⑥ 同時に編集しても、勝手に上書きされない
複数の人が同じ項目を同時に変更すると、アプリはどちらかを勝手に採用せず、「同じ項目に異なる更新があります」と表示します。候補を見比べて、「この内容に統一」を押して決めます。解決するまでは仮表示です。
⑦ 表示言語を選べる
日本語・English・中文・한국어・Tiếng Việt・Tagalog・Filipino・Português・नेपाली・Español・Français・Deutsch・العربية・Bahasa Indonesia・Русскийの15種類から選べます。言語の設定はその端末だけに保存されるので、同じグループでも人によって違う言語で使えます。ただし、入力した呼び名・当番名・引継ぎ文は翻訳されません。
⑧ 別の日へ複製できる
毎日ほぼ同じ当番になる場合は、「別の日へ複製」で当番をコピーできます。担当者・リーダー・実績は引き継がれません(当番の枠だけコピーされます)。
⑨ 記録を保管できる
JSON(全履歴)とCSV(全日付の当番・実績)を、チャットに書き出せます。運営の振り返りや、自治体・支援団体への引き継ぎに使えます。
⑩ まずは練習できる
アプリを単体のHTMLとしてブラウザーで開くと、デモモードになります。デモデータを追加して、不足・時間重複・連続当番・参加実績の警告を試せます。この場合、記録はそのブラウザー内だけに保存され、Delta Chatには共有されません。
6. 仕組みをやさしく
通信が切れている間の動き
入力した内容はまず端末内に保存され、そのあとでDelta Chatに渡されます。うまく渡せなかった分は端末に残り、アプリを開いている間に、一定の間隔で再送を試みます。上部には「Delta Chat受付待ち ○件」と表示されます。
「受付待ちなし」は、全員の端末に届いた証明ではありません。 アプリ側の待ちがなくても、Delta Chat側で配送中だったり、相手の端末がまだ受け取っていなかったりする場合があります。
上書きではなく、追記
当番表の各項目は、変更のたびに更新の記録を追記していく方式です。ある項目を二人が別々に変更しても、どちらの記録も消えません。同じ項目に食い違う更新があったときだけ、候補として並べて人が選びます。
7. 運用シナリオ(想定)
実機での大規模な運用確認ではなく、想定シナリオです。
平時の準備
- TinyBoxを設置し、運営メンバーの端末にDelta Chatのアカウントを設定する
- 当番表用のグループを作り、
.xdcを送る(このメッセージのアプリが共有の当番表になります) - 会場・避難所名を登録する
- 地域の人たちを参加者として登録する(呼び名、できること、夜間に入れるか)
- 「誰が調整役か」「交代するときは誰か」を決める
- 訓練で、役割ひな形から当番を作り、担当を入れ、引継ぎまで一度通す
発災後
| 場面 | 操作の例 |
|---|---|
| 開設直後 | 「避難所の基本役割」ひな形で、当日分の役割をまとめて作り、人数・時間を調整する |
| 参加者を集める | 呼びかけに応じた人を登録し、本人に確認して「参加予定」にする |
| 足りない役割がある | 役割ボードで「あと○人分不足」を確認し、呼びかけを追加する |
| 夜間の見回り | 夜間に入れる人を確認して担当を入れる。夜間不可の人は警告が出る |
| 作業を終えた | 「参加済み」を記録し、実績を残す |
| 担当が交代する | 引継ぎメモに、残った作業と注意を書く。次の人は読んだ記録を残す |
| 同じ人ばかりになっている | 負担の棒グラフを見て、休憩を相談する |
自治体・支援団体が到着したとき
「更新・使い方」画面から、当番・実績をCSV、全履歴をJSONとして出力できます。自治体への自動連携はありませんので、書き出したファイルを手渡す形になります。
8. 姉妹記事との関係:「場所」「人」「もの」「人手」
| ちゃっとピンマップ | ちゃっと入退場 | ちゃっと物資管理 | ちゃっと当番表 | |
|---|---|---|---|---|
| 扱うもの | 場所 | 人(いまここにいるのは誰か) | もの(物資の在庫・配布) | 人手(誰がいつ何をやるか) |
| 記事 | 地図で助け合う | 避難所の「自衛」受付 | 物資管理 | この記事 |
| 土台 | TinyBox+Delta Chat | TinyBox+Delta Chat | TinyBox+Delta Chat | TinyBox+Delta Chat |
同じ通信網の上に、地図・受付・物資・当番が並ぶイメージです。入退場が「いま誰がいるか」を、物資管理が「ものがどれだけあるか」を扱うのに対して、当番表は**「いる人たちで、どう回すか」**を扱います。
なお、当番表の人物IDは、手入力の照合用です。入退場など他のアプリとの自動連携はありません。
自治体の公式の仕組みが整った地域では、そちらを優先するのが自然です。本構成は、公式の仕組みが届くまでの空白期間、または届かない場所を埋めるものとして位置づけています。
9. 情報の扱いと運用上の注意
当番表は一見、個人情報と無関係に見えますが、誰がいつどこにいるかの記録であり、書き方次第で個人情報が入り込みます。
- 呼び名や班名を使い、住所や病歴は書かないでください。 「できること・配慮」にも、機微な情報は書かないよう画面に表示されます
- 記録は、同じチャットの参加者全員に共有されます。 グループには必要な人だけを入れてください
- 権限の仕組みや、本人認証はありません。 参加者なら誰でも編集・代理記録ができます。リーダーは「交代できる調整役」で、特別な権限を持つわけではありません。重要な交代は、対面でも確認してください
- 表示名は自己申告です。 履歴に出る名前は、本人確認を意味しません
- 参加を強制しないでください。 本人の意思を確認して予定を登録し、休息を優先してください
- 夜間の可否など、事情に関わる情報の扱いに注意してください。 誰が見られるかを、運営のルールとして決めておきましょう
- JSON・CSVには呼び名や担当の記録が含まれます。保存先と共有先を決めておいてください
10. 限界と注意点
- 自動で担当を割り当てる機能はありません。 点数による評価や、強制的な割り当てもしません。決めるのは運営する人です
- 負担の表示は目安です。 集計は「月〜日の週」と「当番の開始日」を基準にします。5回以上という目安は、休憩を相談するきっかけであり、基準ではありません
- 「充足」は、実人数ではなく担当枠の数です。 同じ人の重複は警告しますが、枠は埋まったと表示されます
- 夜間不可の判定は、当番の時間帯で行います。 自由記入の「参加できる日時」は、自動では判定しません
- 警告は、登録を止めるものではありません。 警告が出ても保存できます
- 引継ぎの「読んだ」は、作業完了の意味ではありません。 読んだ記録が残るだけです
- 同期は即時ではありません。 「受付待ちなし」でも、全員への到着は保証されません。競合が出たら、候補を見比べて統一してください
- 単一のTinyBoxをメール配送に使う構成では、その停止中は端末間の更新共有が止まります。 電源も必要です
- 配信チャットでは使えません。 通常のグループチャットで使ってください
- JSONは保管用で、取り込みはできません。 一括削除もできません。端末に保存できないときは、画面を閉じずにJSONを書き出してください
- 共有の単位は「同じメッセージのアプリ」です。 再度添付したアプリは、別の当番表になります
- 入力した呼び名・当番名・引継ぎ文は翻訳されません。 多言語の現場では、当番名に併記するなど運用で補ってください
- 自治体などへの自動連携はありません。 引き継ぎは、CSV・JSONを手動で渡します
- TinyBoxと複数実機の組み合わせ、大人数での性能、連続稼働時間は本記事では未検証です
- Wi-Fi機器は技適取得品を使ってください
11. どんな場面で価値が高いか
- **発災直後から数日の「空白期間」**に、準備済みの運営班が当番を回す場面
- 自治体職員が駆けつけられない避難所や、自治会館・公民館など公式の仕組みの外にある場所
- 夜間の見回りなど、時間をまたぐ当番が必要な場面
- 特定の人に負担が偏りやすい、少人数で回す運営
- 訓練できるグループ(自治会、防災班、学校、公民館など)
- 平時の地域行事(お祭り、学園祭、清掃活動)での当番管理
逆に、すでに運営の仕組みや当番管理の方法が確立している場面や、事前準備がない場合は、メリットは小さくなります。「万能の解決策」ではなく、訓練しておけば、運営が立ち上がる初動で効く一案と位置づけています。
12. 今日からできるチェックリスト
- Delta Chatを入れて、当番表用のグループを作ってみる
-
.xdcをグループに送り、会場名を登録してみる - 役割ひな形から当番を作り、人数・時間を調整してみる
- 参加者を3人ほど登録し、夜間の可否も設定してみる
- 参加予定を入れて、「時間重複」「連続当番」「夜間不可」の警告を試してみる
- 負担の棒グラフで、5回以上の人に表示が出る様子を見てみる
- 引継ぎメモを残し、別の端末で「読んだ」を記録してみる
- 2台で同じ項目を同時に変更して、競合の確認画面を試してみる
- 表示言語を切り替えてみる
- CSVとJSONを書き出し、保管場所を決めておく
- 単体のHTMLとしてブラウザーで開き、デモモードで練習してみる
- 外部回線を切り、TinyBox内で当番表の更新が届くか確認する
- 「誰が調整役か」「交代するときは誰か」「何を書かないか」を決めておく
- 自治体や防災担当に、地区の自主的な取り組みとして相談しておく
箱舟プロジェクトが目指す未来
災害時に本当に必要なのは、単に「通信できること」ではなく、必要な情報を、必要な人に、分かりやすく届けることです。場所(地図)、人(受付)、もの(物資)、そして人手(当番)という、避難所で順番に詰まっていく情報を、地域コミュニティ自身が運用できる形にしていきたいと考えています。
避難所は、誰かにやってもらう場所ではなく、みんなで少しずつ支え合う場所です。その支え合いが、特定の誰かに偏らず、無理なく続くように。そのための小さな道具の一つとして、ちゃっと当番表を位置づけています。
試験運用に協力していただける自治会・防災組織の方や、ご意見・ご指摘をお寄せいただける方を探しています。コメントやフィードバックをお待ちしています。
