Julia早引きノート［15］辞書(dictionary) #Julia

辞書(dictionary)(書き方例)

note15

# 初期化
dic = Dict()

# キーと値のペアを登録
dic["name"] = "Donald"
dic["company"] = "ABCD Co.,LTD."

# キーで値を読み取り
dic["name"]

# キーの有無の確認
haskey(dic, "company")


◆初期化のパターン
　# 初期化(キー：文字列型、値：整数型)
　dic1 = Dict{String,Int}()

　# 初期化(キー：文字列型、値：Any型)
　dic2 = Dict{String,Any}()

　# 初期化(キー：Any型、値：Any型)
　dic3 = Dict()


◆Dictの宣言とともに要素を定義
　data = Dict(
　    "name" => "Michel",
　    ...
　)


◆その他の関数
　# 空かどうかの判定
　isempty(dic)
　# 要素数取得
　length(dic)
　# 空にする
　empty!(dic)

解説

・キーと値をペアとし、そのペアを格納するコレクションです。値を取り出すにはキーを指定します。
・一つの辞書内でキーの重複は認められません。
・辞書の型はDict{K,V}型です。
・辞書を使用する際は初期化を行います。初期化は例えば以下のように行うことができます。

初期化	初期化の内容
Dict{String,Int}()	キーを文字列型、値を整数型にして初期化します。
Dict{String,String}()	キー、値とも文字列型で初期化します。
Dict{String,Any}()	キーを文字列、値をAny型で初期化します。
Dict()	Dict{Any, Any}で初期化することと同じです。キー、値ともAny型です。

・辞書内にキーが存在するかどうかを確認する場合は、haskey()を使用します。
　存在する場合はtrue、しない場合はfalseを返します。

・初期化と同時に要素を定義することもできます。

◆初期化と同時に要素を定義する

Dict()の宣言とともに、以下のように要素を定義します。

note15

data = Dict(
    "name" => "Michel",
    "age" => 10,
    "school" => "primary school",
    "favorite food" => ["cake", "tomato", "strawberry"]
)

実行例

◆その他の関数

isempty(): 空かどうかを判定します。true/falseを返します。
length(): 要素数を取得します。
empty!(): 要素を削除し、空にします。

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辞書(dictionary)(書き方例)

解説

◆初期化と同時に要素を定義する

◆その他の関数

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