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AWS入門 EC2を使ったWebサーバー構築

Last updated at Posted at 2018-09-23

AWS入門 AWSアカウントの登録から静的サイトの表示まで
AWS入門 ELBを使った負荷分散(ロードバランサー)

EC2を使ったWebサーバー構築

EC2とは

  • Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)とは、仮想サーバー機能を提供するクラウドサービス。
  • 初期費用は不要。スペックと稼働時間に応じて課金される。
  • オートスケール機能を利用することで、インスタンスの処理能力を自由に拡張または縮小できる。

EC2の基本用語

  • インスタンス:1台のサーバー
  • EBS(Amazon Elastic Block Store):サーバーのハードディスクに相当する仮想ディスク
  • AMI(Amazon Machine Image):サーバーのインストールするOSや各種ミドルウェアやアプリのイメージ。同じ構成のインスタンスをいくつも起動できる。

EC2インスタンスの起動

EC2インスタンスの生成

  • 東京リージョンを選択して、EC2を選択する。

image.png

Amazonマシンイメージ(AMI)の決定

  • Amazon Linux AMIは、EC2上で実行するアプリのために、多数のAWS APIツールがインストール済み。
  • セキュリティとメンテナンスアップデートを継続的に提供している。
  • yumコマンドを使って、パッケージを自由に追加できる。

image.png

インスタンスタイプの選択

  • 無料利用枠の対象である、t2.microを選択する

image.png

インスタンスの詳細の決定

  • そのままで、ストレージの追加を押す。

image.png

ストレージの追加

  • ストレージは、デフォルトの8GiB、汎用SSDのままで、タグ付の追加を押す。

image.png

インスタンスのタグ付け

  • タグに、Name=WebSampleを追加して、セキュリティグループの設定を押す。

image.png

セキュリティグループの設定

  • 新しいセキュリティグループを作成する(セキュリティグループ名:WebSample、説明:WebServer Group)
  • HTTPを追加する。

image.png

動作確認

  • 確認して、作成を押す。

image.png

  • 新しいキーペアの作成を選択して、キーペア名に、AWSkeypairを入力して、ダウンロードする。
  • キーペアをダウンロードしたら、インスタンスの生成を押す。

image.png

  • インスタンス生成完了

image.png

  • 固有のインスタンスIDが設定される。インスタンスの状態がrunningになっていれば、インスタンスが稼働している。

image.png

EC2インスタンスの状態確認

EC2へのリモート接続

  • EC2インスタンス作成時にダウンロードしたAWSkeypair.pemを~/.sshディレクトリにmvする。
  • AWSkeypair.pemの権限を400に変更する。
$ chmod 400 AWSkeypair.pem
  • ec2にログインする。
$ ssh -i .ssh/AWSkeypair.pem ec2-user@13.230.7.103
The authenticity of host '13.230.7.103 (13.230.7.103)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:eBLnE0yOZMLCoZJ2S6D/7gI2sDZ1MQayt3INE1RV+rA.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added '13.230.7.103' (ECDSA) to the list of known hosts.

       __|  __|_  )
       _|  (     /   Amazon Linux AMI
      ___|\___|___|

https://aws.amazon.com/amazon-linux-ami/2018.03-release-notes/
10 package(s) needed for security, out of 21 available
Run "sudo yum update" to apply all updates.
[ec2-user@ip-172-31-42-150 ~]$

Webサーバーのインストール

  • yumのアップデート。最後にComplete!と出ればOK。
$ sudo yum -y update

Webサーバーのインストール

  • httpdのインストール。最後にComplete!と出ればOK。
$ sudo yum install -y httpd
  • httpdの起動。
$ sudo service httpd start
Starting httpd:                                            [  OK  ]

動作確認

  • パブリックIPか、パブリックDNSにアクセスして、Apacheの画面が出ればOK。

image.png

自動起動の設定

  • httpdを自動起動するためには、sudo chkconfig httpd onコマンドを使う。
  • 自動起動を解除するためには、sudo chkconfig httpd offコマンドを使う。
$ sudo chkconfig --list httpd
httpd           0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
$ sudo chkconfig httpd on
$ sudo chkconfig --list httpd
httpd           0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

Webコンテンツのアップロードと動作確認

EC2へのアップロード

  • ローカルから実行
scp -i .ssh/AWSkeypair.pem ~/index.html ec2-user@13.114.66.79:
  • EC2で実行
$ sudo cp index.html /var/www/html/

動作確認

image.png

EC2インスタンスの開始/停止/再起動/削除

  • EC2は稼働している間は、課金されているので、利用しないインスタンスは停止しておく。
  • EBSはサイズにによって課金される。インスタンスが不要になった時は、すみやかに破棄する。
  • サーバーの再起動はIPアドレスは変わらないが、停止/起動はIPアドレスが変わる。

参考
Amazon Web Servicesではじめる新米プログラマのためのクラウド超入門

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