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AWS入門 ELBを使った負荷分散(ロードバランサー)

Last updated at Posted at 2018-10-02

AWS入門 EC2を使ったWebサーバー構築
AWS入門 Elastic IPを使った独自ドメインでのサイト運用

ELBを使った負荷分散

  • 可用性の向上と処理速度の向上を同時に行うため、サーバの処理を負荷分散する。
  • AWSが提供する負荷分散機能であるELBを使い、システム全体が停止しない仕組みを作る。

カスタムAMIによるEC2インスタンスの生成

  • OSを含むEC2インスタンスのフルバックアップのことをカスタムAMIと呼び、それをもとに複数のEC2インスタンスを起動できる。

1/3. カスタムAMIの作成

  • EC2ダッシュボードから、AMIイメージを取得したいEC2インスタンスを選択し、一旦停止する。
  • 右クリック→「イメージ」→「イメージの作成」をクリックする。

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  • イメージ名に任意の名前を設定する。127文字まで。
  • 説明は、イメージの説明を入れる。日本語は不可。255文字まで。
  • イメージの作成をクリックする。

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  • カスタムAMIの確認

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2/3. カスタムAMIからEC2インスタンスの起動

  • 右クリック→「作成」をクリックする。

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  • 2台のインスタンスが作成された。

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3/3. 動作確認

  • 2台のどちらにアクセスしているか確認のために、サイトの一部を書き換える。
  • SSHでログインして、/var/www/html/index.htmlを修正する。
$ ssh -i ~/.ssh/AWSkeypair.pem ec2-user@IPアドレス
$ sudo vim /var/www/html/index.html
  • サイトが書き換わったことを確認する。

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 ELBによる負荷分散システム構築

1/8. ロードバランサーの作成

  • http-node1http-node2を両方起動する。
  • EC2メニューから、「ロードバランサー」→「ロードバランサーの作成」をクリックする。

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  • 本の情報が古いので、Classic Load Balancerの「作成」をクリックする。

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2/8. ロードバランサーの定義

  • ロードバランサー名を「http-ELB」とした。
  • ロードバランサーのネットワークが、「デフォルトVPC」のまま。
  • セキュリティグループの割り当てをクリック。

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3/8. セキュリティグループの割り当て

  • 80番ポートを通すように、セキュリティグループを作成する。
  • セキュリティグループ名「ELB-SecGP」、説明「ELB Group」とした。

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4/8. セキュリティ設定の構成

  • ELBではSSL証明書をインストールすることで、HTTPS通信が有効になる。ここでは、HTTPのみなので、そのまま「ヘルスチェックの設定」をクリックする。

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5/8. ヘルスチェックの設定

  • 今回はこのまま、「EC2インスタンスの追加」をクリックする。

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6/8. EC2インスタンスの追加

  • http-node1http-node2を選択して、「タグの追加」をクリックする。

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7/8. タグの追加

  • タグを「Name = WebSample-ELB」とした。

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8/8. ロードバランサーの作成

  • 確認して、「作成」をクリックする。

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  • ロードバランサーが作成された。

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ELBの動作確認

  • インスタンスが2台とも「InService」になっていればOK。

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  • ブラウザからDNS名にアクセスするとタイミングによって、http-node1http-node2に割り振られているのがわかる。

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  • やってみると、そんなに難しくないですね。

参考
Amazon Web Servicesではじめる新米プログラマのためのクラウド超入門

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