2025年1月11日(土)、滋賀県に新たなElixirコミュニティ「Elixir Shiga」が誕生しました。その記念すべき第1回イベントに参加する機会をいただきましたので、イベントの様子と感じたことをお伝えします。
イベント概要
イベント「Elixir Shiga 定期イベント」が、開催されました。初回となるこの日は、3人のスピーカーによるライトニングトーク(LT)会が行われました。
- 開催日時:2025年1月11日(土)20:00〜21:30
- 形式:オンライン(Discordでの開催)
イベントのハイライト:情熱的なLT発表
今回のLT会では、以下の3名による発表が行われました。
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@t-yamanashi さん:「Exrayを使ってElixirで円を描画してみる」
Elixirのグラフィックライブラリ「Exray」を活用し、円を描画する方法についての詳細な解説が印象的でした。コード例や応用可能性を交えた内容に、多くの参加者が引き込まれていました。 -
@torifukukaiou(私):
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@akiraarika932 さん:「Phoenix scaffold」
Phoenixのスキャフォールド機能を使ったアプリケーション開発について、主催者ならではの深い知見と熱意を感じる発表でした。
いずれの発表も示唆に富み、Elixirの可能性を感じさせるものでした。質疑応答の時間には活発な議論が繰り広げられ、参加者全員がインスピレーションを得たひとときでした。
関連リンク:
イベント後の議論:生成AIとコミュニティ運営の未来
LT会は20:50頃に終了し、その後の時間は主催者からの告知やコミュニティ運営のコツについて共有されました。また、生成AI1を活用したプログラミングへの応用可能性についても議論が行われ、白熱した意見交換が続きました。
DevelopGameX 爆誕
さらにさらに、 @t-yamanashi さんが主催する新たなコミュニティ「DevelopGameX」についての情報も紹介されました。1月17日(金)20:00からの初回イベント「DevelopGameX 初回」が参加者を募集中とのことです。興味のある方はぜひご参加ください。
Elixir実践入門の推薦に感謝
最後に、私が執筆に携わった『Elixir実践入門』が推薦図書として取り上げられました。 @kentaro さん、@ohr486 さん、@tamanugi さん、@mokichi さん、@the_haigo さん、@takasehideki 先生に代わって、この場を借りて御礼申し上げます。今後もElixirコミュニティの発展に貢献していきたいと思います。
さいごに
Elixir Shigaは、情熱をもったエンジニアが集い、新しい知見を共有する素晴らしい場だと感じました。今回のイベントを通じて得られた刺激と学びを今後の活動に活かしていきたいと思います。
次回のイベントにもぜひ参加したいと思います!興味のある方は、Elixir Shigaのページをチェックしてみてください。
次回のElixir Shigaイベントに参加しましょう!
DevelopGameXに興味がある方は登録を!
コラム: 私と滋賀
滋賀といえば、琵琶湖、彦根城、ひこにゃんを思い浮かべます。
彦根城には平日訪れたことがありまして、雨も降っていたせいで入場者も少なく、ひこにゃんと記念撮影をしてもらったことがあります。
徳川の先鋒といえば、初代家康公のころから井伊の赤備えと決まっています。
幕末には大老井伊直弼公が有名です。司馬遼太郎先生などは「精神病理学上の対象者(『幕末』)」とまで断罪しています。安政の大獄の決断者であり、桜田門外の変では水戸浪士と有村次左衛門(薩摩)に惨殺されるという壮絶な最期を遂げられます。手厳しい後世の評価の方が多い点は気の毒な気がしますが、それだけ国家元首とでもいうべき立場の人は責任が重いということでしょう。何者でもない私が井伊大老のことをあれこれ述べるのは避けます。論語にも「其の位に在らざれば、其の政を謀らず」と言います。彦根市では「「井伊直弼公の功績を尊び茶の湯・一期一会の文化を広める条例」を制定しました!」という記事が2024年09月02日に更新されています。地元では認められている功績も確かにあります。このことは忠臣蔵の敵である吉良上野介殿にも地元では人気がある構図とも似ています。
現在の世界情勢は混迷の度をますます深めています。ある意味で幕末のころと似ているのかもしれません。眠りからさめるときです。猪木さんが夢見た「本当の世界平和2」の実現を目指してともにできることを歩一歩進めてまいりましょう。
かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂 (吉田松陰先生)
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂 (吉田松陰先生)
此程に思定めし出立は けふきくこそ嬉しかりける (吉田松陰先生)
この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けば分かるさ(アントニオ猪木)
猪木イズムの“迷わず行けよ”という精神は、Elixir Shigaのような新しいコミュニティを立ち上げる勇気にも通じるのではないでしょうか。
滋賀の歴史から学べるリーダーシップや挑戦の精神は、技術者コミュニティにおいても重要です。
Elixir Shigaの立ち上げもまた、新しい風を吹かせる現代版の“滋賀の赤備え”かもしれません。
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生成AIではなく、「合成AI」と呼んだほうが実態と合っているとする説があります。 デジタル脳クライシス――AI時代をどう生きるか, 酒井 邦嘉先生 ↩