はじめに
ElixirでのWebアプリケーション開発を支える強力なフレームワーク、Phoenix。その軽快なパフォーマンスと柔軟性は、まさに不死鳥の名にふさわしい存在です。本記事では、Phoenixフレームワークを使って、世界平和を祈念するアプリケーションを作成する流れをご紹介します。アントニオ猪木さんが夢見た「本当の世界平和1」の実現を技術の力で支援し、一歩ずつ進めていきましょう。
この記事は、2024年1月12日(日)に開催された「piyopiyo.ex #55:もくもく作業タイム」の成果物です。
瞬時に立ち上がるPhoenixアプリ
Phoenixアプリの作成は驚くほど簡単です。たった1行のコマンドで、すぐにプロジェクトを開始できます。
Elixirがインストールされていない場合、Elixirのインストールも行ってくれます。
コマンド例 (macOS/Ubuntu)
以下のコマンドを実行してください:
curl https://new.phoenixframework.org/myapp | sh
上記を実行することで、myapp
という名前のPhoenixアプリが作成されます。このアプリは基本構造が既に整えられており、開発をすぐに開始できます。
Elixirがインストールされていない場合、Elixirのインストールも行ってくれます。
Phoenix Expressと呼ばれています。「不死鳥(火の鳥)」「鉄道」です。
プロジェクト名をカスタマイズする方法
プロジェクト名を自由に指定することも可能です。Phoenixの公式ドキュメントによると、プロジェクト名はコマンドの「パス」から取得されます。
例えば、「世界平和」を象徴するプロジェクト名 peace
でアプリを作成する場合、以下のように入力します:
curl https://new.phoenixframework.org/peace | sh
これにより、peace
という名前のプロジェクトが作成されました。不死鳥(Phoenix)が象徴する再生と希望の力を活用し、平和への歩みを支援するアプリの第一歩を踏み出しましょう。
いまさら気づいたのですが、どんな名前でプロジェクトを作成しても「Peace」の文字が表示されます。
いまさら気づいたのですが、どんな名前でプロジェクトを作成しても「Peace」の文字が表示されます。
この場合の「Peace of mind」は、「安心感」や「心の平穏」に焦点を当てた表現とのことで、「世界恒久平和」を祈ったものであると解釈するのは無理があるようです。ただし、個人的の解釈は自由で、自由には責任が伴うという類のものです。
ちなみにPhoenixのGitHub/README.mdにも同じフレーズは使われており、こちらは2020年9月17日にコミットされています。
https://github.com/phoenixframework/phoenix/commit/7971970f08248365f7b1d2cf376252cc2c6504c8
環境構築がまだの方へ
手元にLinuxマシンがない場合でも心配ありません。GitHub Codespacesを利用すれば、ブラウザ上で簡単に環境を整え、すぐに開発を開始できます。以下のリンクを参考にしてください:
「6. phx_devcontainer を利用してPhoenixアプリケーションを開発する」で環境構築ができます。
GitHub Codespacesで動かす場合においては、ポート競合の問題が発生して一度Phoenix Expressシェルスクリプト内の「mix phx.server
」が失敗してしまいますが、落ち着いてもう一度「mix phx.server
」を手打ちすれば立ち上がります。世界恒久平和は簡単には実現できないのです! 不断の努力が必要です!(change directory、つまりcd peace
を忘れずに!)
闘魂と技術で世界平和を目指そう
アプリ開発は、単なる技術的な挑戦にとどまりません。それはまた、私たち一人ひとりが「世界恒久平和」に向けて行動する力の象徴です。
猪木さんが夢見た「本当の世界平和」を、私たちも不死鳥の力を借りて実現していきましょう。