rbenvを通してrubyのインストールをするのに非常に悩んでしまったので備忘録として
#そもそもrbenvって何?
rubyのバージョンの切り替えたり、管理したりするツール
次に、インストール手順(Mac)を載せます。
#インストール手順
###大まかな流れ
1.Homebrewをインストールする
2.Homebrew経由でrbenvをインストールする
3.rbenvを経由してrubyをインストールする
####1.Homebrewをインストールする
ターミナルを開き、
Homebrewのインストールあたりにある
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
を貼り付けて実行
これでHomebrewがインストールされます。
####2.Homebrew経由でrbenvをインストールする
Homebrewがインストールされたら次に
$brew install rbenv
のコマンドを入力する。
rbenvのversionを確認するときはrbenv -v
と入力する
####3.rbenvを経由してrubyをインストールする
次にrubyをインストールするのですが、目的のバージョンがあるかどうかを確認するために
$ rbenv install -l
1.8.5-p52
1.8.5-p113
1.8.5-p114
1.8.5-p115
1.8.5-p231
(略)
と表示されます。
もしこの中に目的のversionがなかった場合、rbenvのバージョンが古いと表示されないことがあるので
$ brew upgrade rbenv ruby-build
と入力して更新する。
目的のRubyがあったら以下のように入力してRubyをインストールします。
$rbenv install (目的のrubyのversion)
rbenvを通してRubyがインストールを確認するには
$rbenv version
(目的のバージョン) (set by /Users/(ユーザー名)/.rbenv/version)
と入力してバージョンを確認することができます。
#自分がつまづいたところ
###Rubyのversionが変わっていいない?
rbenvを通してrubyをインストールしたはいいものの
$ruby -v
(目的のバージョンではない数字)
となってしなっており、$rbenv version
に示された物とは違う物が表示されていた。
###原因として
色々と調べてみて分かったのですが
参照とするRubyが変わっていなかった事に起因する現象と事です。
元々、MacにはRubyがすでに備わっており、すでにあるRubyを参照しています。
なので、rbenvでインストールされたRubyを参照するようにパスを通すようにします。
###解消方法としては
パスを通すようにすれば良い、ではどうするかだが、
~/.bash_profile
にrbenvでインストールしたRubyを参照するように書き込めばよい
※ .bash_profile
はログイン時に実行されるファイルです。
$cd
$vi ~/.bash_profile
ホームディレクトリに.bash_profile
があるのでホームディレクトリに行き、
vi
で.bash_profile
を開き、以下を書き込む
export PATH="~/.rbenv/shims:/usr/local/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
vi
で書き込みが終わったら、
source ~/.bash_profile
を入力して再起動するとRubyのバージョンが変わり完了です。
###参考文献
rbenvでrubyのバージョンを管理する
Rubyのバージョンが切り替わらない時の対処法!
.bash_profileと.bashrcの違いは