1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Azure DevOps Server #2-2 VB6で使用する プロジェクトの追加

Last updated at Posted at 2019-11-08

Chapters

📘 Chapter #1
 📗 Chapter #1-1 継続的インテグレーション(CI)構築
 📗 Chapter #1-2 継続的インテグレーション(CI)手順
📘 Chapter #2
 📗 Chapter #2-1 VB6で使用する 環境設定
 📗 Chapter #2-2 VB6で使用する プロジェクトの追加
📘 Chapter #A
 📗 Chapter #A-1 バージョンアップ TFS 2018 Update 1 → Update 3、検索サービスの分割
 📗 Chapter #A-2 バージョンアップ 2019→2019 Update1


TL;DR

  • 前の記事の続き
  • Microsoft Visual SourceSafe(以下 VSS)で管理されたプロジェクトを、Azure DevOps Serverに追加する手順となる
  • ファイルの共有がなくなったことに対する対策も記載

前提

  • 前の記事で環境構築済み
  • 作業フォルダの設定は実施済み
  • VSSで管理しているプロジェクトは、作業フォルダ内の適切な場所に配置済み

手順

(1) 不要なファイル削除

必須:接続先リポジトリが記載されたファイル

*.scc

任意:プロジェクト(*.vbp)に含まれていない一時ファイル等

削除は必須ではないが、確認用の比較に邪魔となるもの

*.log
*.vbw
*.dca
*.bak
*.tmp

(2) プロジェクトファイル(*.vbp)を開く

image.png

(3) リポジトリ登録確認メッセージが表示されるので【はい】を選択

image.png

(4) ファイル追加確認のメッセージが表示されるので【OK】を選択

image.png

  • このダイアログは、VB6が表示している

  • チェックインコメントを指定する。

    etc:移行ファイル追加

(5) ファイル(*.vbp)追加のメッセージが表示されるので【チェックイン】を選択

image.png

  • このダイアログは、TFSクライアントが表示している

  • プロジェクト(*.vbp)とそれ以外のファイルは別々で表示される

  • チェックインコメントを指定する。

    etc:移行ファイル追加

(6) ファイル(*.vbp以外)追加のメッセージが表示されるので【チェックイン】を選択

image.png

  • このダイアログは、TFSクライアントが表示している
  • プロジェクト(*.vbp)とそれ以外のファイルは別々で表示される
  • チェックインコメントには、(4)で指定したコメントが入力されている

[注釈]共有ファイルについて

  • VSSの共有ファイルは、リポジトリの別フォルダにあるが、同じファイルとして扱われる動作となる(シンボリックリンクのようなもの)
  • Azure DevOps Serverでのリポジトリシステム(TFVC)には存在しないので、共有用のフォルダを作成して、VB6のプロジェクトから対象のファイルを相対パスで参照することで、同じ目的を実現する

(7) Microsoft Visual SourceSafeを確認し、共有しているファイルを確認する

image.png

  • アイコン左下に矢印が付きのファイルが共有ファイル

(8) エクスプローラで共有用のフォルダを上の階層に作成し(例:Common)、該当の共有ファイルをコピーする

(9) (8)をAzure DevOps ServerにTeam Foundation Server 2010 Explorerから追加する

  • チェックインコメントを指定する。

    etc:ファイル共有

(10) VB6 IDEで(7)のファイルをプロジェクトから削除する

(11) VB6 IDEで(8)のファイルをプロジェクトに追加する

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?