Zoom Hacking連載

①FaceRig/SnapCamera+VT-4で参加したZoomをOBS経由でRTMP配信するまで
 ②VMCをOBS VCでZoom〜バ美声をVACしたものを添えて〜
③Zoomで小技を出しつつも、こいつオタクなのかな？と思われたくない iVCam+DroidCamをOBS VCから流す方法
 ④Spark AR Studioで、他人の顔を自分の顔に被せてWeb会議に出席する
 ⑤Avatarifyで他人の顔を乗っ取り、web会議に出席する

概要

仕事に限らず、Zoom会議が日々行われるようになり、不謹慎ながらふざけたいという需要が高まってきている。
本記事では、Zoomでのアバター利用方法から、OBSによる画面合成、ひいてはFacebook Live等をはじめとするRTMPを利用したStreamingサービスへ、Zoom会議を配信する方法まで紹介する。

環境

FaceRigを使いたいのでWindowsを利用。Steamは既に入れていたので
Steam経由でないFaceRigの導入方法は知らないですすみません。
フロントにカメラがない方は買ってください。
https://amzn.to/2wHimjT
（↑ここまでのものは必要ないですが、わざわざ買うなら150°超広角が素晴らしいのでおすすめです）

アバター

FaceRig

顔の動きを元に、アバターが表情を変えたり首を振ったりするアプリ。
背景もセットで変更します。
https://store.steampowered.com/app/274920/FaceRig/

2Dよりも3Dアバターの方が段違いで表情豊かです。

SnapCamera

Macの方はこちら。
https://snapcamera.snapchat.com/
ぱっと見、FaceRig程のクオリティは出なそうですが、使い込んでないので不明。

これらのアプリはカメラ入力を加工し、（バーチャルな）カメラ入力を作ります。
ZoomやOBSのカメラ入力にFaceRig...が表示されるので、それを選択するとZoom

ボイスチェンジャー

ハードウェア

Roland VT-4を持っていたので、利用しました。
https://amzn.to/2yh3HvZ

これを繋いだ上で、ZoomでMIX...という名前のマイク入力を選んでください。

ソフトウェア

ハードがなくても、ソフトでたいてい代用可能な時代なので。バ美声を利用しても良いかもしれません。
今回改めて比較はしてませんが、限界を感じてVT-4を買った記憶があります。買っても限界を感じました。
https://halfsode.booth.pm/items/1177717

Zoomへの接続

一応リンク
https://zoom.us/
ビデオ入力に、FaceRigもしくはSnap...Cameraのような名前のものを選べば、表示されます。
音声入力は、VT4(MIX)を選びます。

OBSでLive Streaming

https://obsproject.com/
ゲーム配信などで、画面や音声を合成して配信するおなじみのアプリです。
入力ソースにZoomを選択し、配信先サービスのRTMPアドレスとStreaming Keyを入れると、Zoom会議がそのまま配信できます。

今こんな感じなので、参加しませんか？と誘うときにお使いください。

YouTubeやFacebookは簡単ですが、Instagram等をやるときはinstafeed等のRTMPサーバを用意してくれるサービスが必要です。
https://instafeed.me/

VR

余談ですが、OBSを使えばLIVやバーチャルモーションキャプチャを使ってVR内からZoomに参加することもできますね。
なんて考えていると、いつしかVRChatがZoomの代わりになるのでは…という妄想にまで至ります。
そう言えばそういう主旨で会社を作ったのでした。
https://t-i.jp [PR]

それでは、よいZoom Lifeを。