はじめに
LPIC 101、LPIC 102 の両試験に合格し、LPIC-1 の認定を受けましたので受験記録を書こうと思います。
※ LPIC-1 は遥か昔に一度取得したのですが期限切れで INACTIVE となっていました。今回あらためて受験し直して再認定 (INACTIVE → ACTIVE) となりました。
LPIC-1 とは?
(Claudeへの質問)
LPIC-1とは何ですか?LinuCとの違いも踏まえて非エンジニアにもわかるように3行で説明してください。
(Claudeからの回答)
LPIC-1はLPICの入門レベル(レベル1)の資格で、Linuxの基本操作やファイル管理・ネットワーク設定などの基礎スキルを証明する世界共通の資格です。
LinuCにも同じく「LinuC-1」という入門レベルがあり、内容は似ていますが日本の団体が運営する日本国内向けの資格です。
どちらもLinux初学者の登竜門ですが、「世界で使いたいならLPIC-1、国内メインならLinuC-1」と覚えておけばOKです。
だそうです。
なぜ受験したのか?
AWS 認定資格を 12 個取り、Google Cloud 認定資格を 2 個取り、G 検定に合格し、さて次はどうしよう。せっかくいい感じで自己学習が継続できているので、もちろん続けたい。エンジニアとしての強みを伸ばしたい。Linux は好きだ。じゃあ Linux を伸ばしてみるか。Linux を足掛かりにしてコンテナやプログラミングにも広げていくのも良さそう。
ということで、しばらく Linux の学習をすることに決めました。闇雲に勉強してもモチベーション維持が難しいので、要所で資格を取ろう。LPIC か LinuC?もちろん Global で認識されている LPIC に決まってる (LinuC な人、ごめんなさい。個人の意見です)。
という経緯です。
あとはベンダー資格と比較して自腹でもなんとか受験しやすい料金というのもありました。というかそれがすべて。 (Ping-t でバウチャーチケットを定価より少し安く買えるのでおすすめです)
勉強方法
勉強方法、というか勉強の流れは以下のような感じで進めました。
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LPIC 101
- 技術書「ゼロからわかる Linux コマンド 200 本ノック」 を読む
- 資格対策本「徹底攻略 LPIC レベル 1 教科書&問題集」 を読む
- Ping-t で 101 対策の模擬問題を繰り返し解き、理解を深める
- いざ、101 試験を受験 (合格。スコア 750 / 800)
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LPIC 102
- 技術書「シェルスクリプト基本リファレンス #!/bin/sh で、ここまでできる」 を読む
- Ping-t で 102 対策の模擬問題を繰り返し解き、理解を深める
- いざ、102 試験を受験 (合格。スコア 700 / 800)
Linux はこれまで 10 年近く触ってきておりますが、せっかくの機会なので時間をかけて基礎からしっかり学び直しました。ある程度知っている状態でも、基礎から体系的に学び直すということは新しい発見も多くあり、非常におすすめです。基礎はほんとうに大事。
勉強時間
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LPIC 101
- 130 h くらい
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LPIC 102
- 60 h くらい
技術書読んだり、ブートシーケンスやカーネル周りなど勉強して面白いと思った部分は寄り道して深堀してたので、だいぶ時間かかったなぁという印象ですが、楽しかったです。試験に合格するだけなら、もっと短くても大丈夫だと思います。
勉強した感想など
勉強していてとても気になったのが、試験に出題される範囲や内容が、今の時代にちょっと合ってない (時代に追い付いていない) と思われる点です。
具体例を挙げると、SysVinit。
RHEL 6 までの仕組みですよね?RHEL 7 から SysVinit → systemd に移行された のでは?RHEL 7 も メンテナンスサポート 2024年6月30日 に終わってるんですけど。今最新バージョン RHEL 10 なんですけど。歴史の勉強でしょうか。
ちょっと言い過ぎました。歴史を知ることは大事です。昔の SysVinit があって、今の systemd があると思います。未だにレガシー OS を使い続けている環境が多いのも理解します。
ただ、試験勉強する身としては「(この知識を身につけても) あんまり活用する機会はないんだよなぁ」というのが正直な感想でした。
他には、オンプレミスよりもパブリッククラウドで Linux を利用する機会が相対的に増えたことにより触れる機会が少なくなった技術についてもしっかり試験範囲になっていることです。
たとえば、ネットワーク周りなどが顕著だと思いました。ip コマンドや nmcli コマンドでの IP アドレスを設定する機会、ありますか?オンプレ環境ならまだあるかもしれませんが、AWS ではプライベート IP /パブリック IP は自動で設定してくれます。
オンプレミス環境も世の中にはまだまだ存在しておりますし、パブリッククラウドの裏側で動いている技術を知る意味では必要ないとは決して言えませんが、相対的な優先順位は下がって然るべきかと思いますし、出題のされ方も今の時代に合わせたものにしてほしいなと感じました。
以上のように思うところは多々あったものの、歴史の勉強や知っておいて損はない知識と割り切って勉強をしていました。
おわりに
さて、率直な 文句 感想も書いてしまいましたが、試験の内容も時代に合わせてアップデートしていただけるかと思いますので、運営いただいている LPI に感謝をしつつ、私は LPIC-2 に向けて Linux の勉強を継続していきたいと思います。