はじめに
ゼロからわかる Linux コマンド 200 本ノック という技術書を読みましたので記録しておきます。
なぜ読んだか?
かねてから Linux をがっつり学習したいなーと思っており。また、10 年ほど前に Level 1 を取った LPIC も既に失効しているのであらためて LPIC に挑戦しようと考えており。
という状況で、LPIC Level 1 の試験勉強から始めてもよかったのですが、本屋で見つけてパラパラ見てたら結構いいこと書いてありそうだったので勉強の第一歩として読んでみました。
感想など
結論、良かったです。
先に書いておくと、"コマンド 200 本ノック" と書いてあるのでコマンドに関する問題が 200 問あるのかな?と思うと思いますが、違います。「コマンドを含む Linux 基礎の問題が 200 問」ある感じです。例えば、コマンド以外だと「Linux とは何か?」「カーネル (kernel) とは何か?」「プロセスとは何か?」といった質問があります。どれも当たり前のように普段使っている内容ですが、いざ言語化してみると、意外と難しいんですよね (私はそうでした)。
この本はいきなりコマンドの話から入るのではなく、Linux やカーネルの歴史とかの話から入るので、Linux を体系的に学びたい (学び直したい) という方に最適だと思います。Linux を全く触ったことがないガチ初心者向けというよりは、「Linux を触ったことがある初心者 ~ Linux をずっと触ってきているけど体系的に学び直したい中級者」に合っているかな、と思われます。
またこの本のコンセプトとして、上記のような 200 問の問題を 想起練習 (=記憶した内容を見ずに思い出す、という行為を繰り返す学習方法) という手法で時間をおいて繰り返し学習することで長期記憶への定着を期待する、というものになっています。これは認知心理学の観点からも効果的と言われている学習方法のようです。このように、学習方法の提案からされているのは本書の面白い特徴だなと思います。
おわりに
この本の学習にあたり、私は AWS EC2 で Ubuntu 22.04 のインスタンスを使って検証しながら読み進めていきました。やはり机上で読むだけでなく、実際に手を動かして「ああでもない、こうでもない」と試してみるのが一番身につくな、と思います。
ちなみに 「cat file.txt > /dev/null 2>&1」を実行した時に裏で何が行われているのか? のブログ記事は、この本の 第 7 章「標準入出力の活用」 を読んで学んだ内容を発展させて、検証して内容を整理したものとなります。
ブログにするのはいいアウトプットですが、割と凝るタイプなのでどうにも時間がかかり過ぎてしまってバランスが難しいところです (上記記事は書くのに 7 時間くらい掛かってます)。これからも無理のない範囲でブログ化でのアウトプットもしていこうと思います。
さて次は、いよいよ LPIC Level 1 の試験を見据えた学習にシフトしていきます。とは言え試験合格だけが目的ではないので、今回のように技術書も挟んだりしてのんびりと進める予定です。とりあえず 2 月に 101 試験の受験、3 月に 102 試験の受験をする計画になります。
