インポート
他のパッケージやクラスを呼び出して使う、インポートに関するメモです。
インポートとは
インポートとは、「 他のパッケージに記入されているクラスや関数を実行するための記述 」です。
「 **他の クラス を利用して クラス の インスタンス を生成することができ、また「外部ライブラリを自分のプログラムで使えるようにする時 」も、インポートを用います。
インポートの使い方
インポートは基本的にソースコードの先頭にある、パッケージの下に記述する。
import の後ろに、 パッケージとクラスもしくはインターフェイス名を指定して読み込むみます。
import パッケージ名.クラス名;
import パッケージ名.インターフェイス名;
サンプルコード
// javaパッケージの中のlangパッケージの中のMathクラスをimport
import java.lang.Math;
public class StaticClass {
public static void staticMethod(){
int num1 = 10;
int num2 = 20;
// importしたMathクラスのmaxメソッドを使用
int nmax = Math.max(num1, num2);
System.out.println("nmax : " + nmax);
}
}
【出力結果】
nmax : 20
staticインポート
本来、static修飾子のつくフィールドやメソッドは、
クラス名.フィールド{名
やクラス名.メソッド名
の書式で、どのクラスに定義されているものか明示しなければいけません。
これを 「フィールド名や メソッド名だけで省略表記できる」ようにするための宣言が staticインポートです。
staticメソッドをインポート宣言するとき
- メソッドだけを記述し、"()" や引数などは記述しない
- オーバーロードされた同名のメソッドが複数あった場合はオーバーロードのルールが適用されるので、メソッドの数だけインポート宣言したり、引数を指定したりする必要はない
- インポートしたクラスに、インポートされたメソッドやフィールドと同名のものがあった場合、そのインポートは無視される
- staticインポートは、import staticに続けて、省略表記したいフィールドやメソッドの完全修飾クラス名を記述する
staticメソッドのインポート宣言
import static jp.co.xxx.Sample.num //Sampleクラスのstaticなフィールドをインポート
import static jp.co.xxx.Sample.print //Sampleクラスのstaticなメソッドをインポート