AWSでDatabricksの利用を開始する際の選択肢として、AWS Marketplace経由でサインアップするというものがあります。ここではAWS Marketplace経由でDatabricksを利用開始する手順をまとめます。
メリットとしてはDatabricksの課金とAWSの課金を一本化できるというのがあります。
注意
このプロセスを実行する際には、事前にアカウントオーナーとなる方のメールアドレスを決めておく必要があります。Databricksアカウントにおいて最も強い権限を持つユーザーです。
- AWSマネジメントコンソールにログインします。
- 検索ボックスで「Databricks」と入力します。
Databricks Lakehouse Platform
が表示されますので、これをクリックしてMarketplaceに移動します。
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View purchase optionsをクリックします。
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Subscribeをクリックします。
- 右上のSet up your accountをクリックします。
- ここで、Databricksのアカウントオーナーの設定を行います。アカウントオーナーのメールアドレス、氏名などの情報を入力します。
- 入力するとアカウントオーナーのメールアドレス宛に確認メールが送信されます。
- メールのリンクをクリックして、アカウントオーナーのパスワードを設定します。するとDatabricksアカウントコンソールに遷移します。
- 料金プランを選択します。
- 説明を確認します。
- ワークスペース名とリージョンを指定してクイックスタートを実行します。これは、AWSのCloudFormationを用いてシンプルな構成のワークスペースを作成するので、最初に作成するワークスペースとしては好適です。カスタマイズしたい場合にはこちらの手順を参照ください。
- CloudFormationの画面に移動しますので必要な情報を入力してスタックを実行します。
- アカウントコンソールにDatabricksワークスペースが表示されます。
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開くをクリックすることでDatabricksワークスペースにアクセスできます。URLをブックマークしておくことをお勧めします。アカウントオーナーのメールアドレスとパスワードでログインできます。
- これでセットアップは完了です!