mac環境にnodebrewをインストールする
こちらの記事を参考にnodebrewをインストールしてみようとしたものの、うまくいかないことがあったので、自分がインストールした際のメモを載せたいと思います。
事前準備
- macにNode.jsが既にインストールされている場合、アンインストールする
- 参考：MacにpkgでインストールしたNode.jsをアンインストールする手順
コマンドでアンインストール
$ lsbom -f -l -s -pf /var/db/receipts/org.nodejs.node.pkg.bom \
| while read i; do
sudo rm /usr/local/${i}
done
sudo rm -rf /usr/local/lib/node \
/usr/local/lib/node_modules \
/var/db/receipts/org.nodejs.*
NPMの削除
$ sudo rm -rf ~/.npm
自分の環境ではまだ"node"が残っていたため、homebrewでnodeを削除しました。
$ brew uninstall node
※よくよく考えれば、pkgでインストールせず、homebrewでインストールしていたからだと思います。
※homebrewでインストールされていた方は、brewコマンドでアンインストールのみで大丈夫かもしれません。
nodebrewをインストール
homebrewより、nodebrewをインストール
$ brew install nodebrew
インストールできたか確認。nodebrewのバージョン、Usage:、Example:などが表示されればOK
$ nodebrew -v
環境変数にnodebrew関連のものを追加
$ vi ~/.bash_profile
次の内容を追加
NODEBREW_HOME=/usr/local/var/nodebrew/current
export NODEBREW_HOME
export NODEBREW_ROOT=/usr/local/var/nodebrew
export PATH=$PATH:$NODEBREW_HOME/bin
最新のNode.jsをインストール
まず下記のディレクトリがあるか確認。なければ作成する
/usr/local/var/nodebrew/src
最新のNode.jsをインストール
$ nodebrew install-binary latest
Node.jsがインストールされたか確認
$ nodebrew list
インストールしたNode.jsのバージョンが表示されればインストールOK
最新版のNode.jsをcurrentに設定
2017/5/22時点では、v7.10.0がインストールされました
$ nodebrew use v7.10.0
$ nodebrew list
current: のところに、v7.10.0が表示されていればOK
nodeコマンドを実行してみる
$ node -v
v7.10.0
current: に表示されていたバージョンが表示されればOK
npmコマンドを実行してみる
$ npm -v
4.2.0
コマンドが実行できればOK
試しに違うバージョンのNode.jsを入れてみる
インストールできるバージョンは次のコマンドでわかります
$ nodebrew ls-remote
試しに6.10.3を入れてみる
$ nodebrew install-binary v6.10.3
インストールできたか確認
$ nodebrew list
v6.10.3
v7.10.0
current: v7.10.0
インストールしたバージョンが表示されればOK
インストールしたバージョンを利用できるように設定
$ nodebrew use v6.10.3
$ nodebrew list
v6.10.3
v7.10.0
current: v6.10.3
current: のところが指定したバージョンに変更されていればOK
nodeコマンドを実行してみる
$ node -v
v6.10.3
npmコマンドを実行してみる
$ npm -v
3.10.10
nodeコマンドでのバージョン確認、npmコマンドでのバージョン確認ともにv7.10.0のものとは違うバージョンが表示される
おわりに
バージョン確認までですが、しっかり動作しました。
これからNode.jsで遊んでみようと思います。