以下のようなテーブルをPower Queryで整えていきます。2種類の方法を試してみます。
解決方法その1
行列を入れ替えて、項目を整えます。
Transposeでテーブルを転置する
変換リボンの「入れ替え」を押します。
転置されたテーブル = Table.Transpose(Sheet1_Sheet),
1行目をヘッダーに昇格する
「1行目をヘッダーとして使用」を適用すると、以下のようになります。
Mesure項目の名前をYearに変更する
Year項目を日付型に変更する
Yearの項目を日付に変更するには、以下の2つの手順が必要です。
- Yearをテキスト型に変更
- Yearを日付型に変更
2番めの操作時に、「既存のものを置換」するか、「新規手順の追加」をするか聞かれます。置換してしまうと、最初の処理が無効になり、以下のように、年月がおかしくなってしまいます。
「新規手順の追加」で行うと、以下のように、日付が期待通りに変換されます。
解決方法その2
項目を縦持ちにして、年単位の比較を行うテーブルを作成します。
1行目のをヘッダーに昇格する
Measure以外の列のピボット解除
Measure以外の列のピボットを解除すると以下のようになります。
ピボット解除された他の列 = Table.UnpivotOtherColumns(変更された型1, {"Measure"}, "属性", "値")