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一足遅れて Kubernetes を学び始める - 02. Docker For Mac -

Last updated at Posted at 2019-04-27

ストーリー

  1. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 01. 環境選択編 -
  2. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 02. Docker For Mac -
  3. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 03. Raspberry Pi -
  4. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 04. kubectl -
  5. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 05. workloads その1 -
  6. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 06. workloads その2 -
  7. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 07. workloads その3 -
  8. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 08. discovery&LB その1 -
  9. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 09. discovery&LB その2 -
  10. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 10. config&storage その1 -
  11. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 11. config&storage その2 -
  12. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 12. リソース制限 -
  13. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 13. ヘルスチェックとコンテナライフサイクル -
  14. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 14. スケジューリング -
  15. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 15. セキュリティ -
  16. 一足遅れて Kubernetes を学び始める - 16. コンポーネント -

前回

一足遅れて Kubernetes を学び始める - 01. 環境選択編 -にて、Kubernetesを学ぶ環境を考えてみました。いきなりGKEを使うんじゃなくて、お手軽に試せるDockerForMacを使おうとなりました。

Docker For Mac を試す

環境

machine
iMac (21.5-inch, 2017)
docker
Docker Community Edition:
  Version: 18.06.1-ce-mac73 (26764)
Docker Engine:
  Version: 18.06.1-ce
Kubernetes:
  Version: v1.10.3

実践

さっそく、使ってみます。 (入門 Kubernetes参考)

~ $ kubectl get componentstatuses
NAME                 STATUS    MESSAGE              ERROR
controller-manager   Healthy   ok
scheduler            Healthy   ok
etcd-0               Healthy   {"health": "true"}

Kubernetesでは、MasterNodeとWorkerNodeの2種類のNodeが存在しており、
そのうちのMasterNodeにあるコンポーネントの一覧が上記よりわかります。詳細については、こちらにあります。
要は、kubectl apply -f nginx.yaml とすると

  1. etcdにマニュフェスト(nginx.yaml)を登録
  2. controller-managerがetcdにあるマニュフェストと既存podを比べてpodが少ないことを検知
  3. schedulerが適切な数のpodに調整

という理解になりました。また、全てのやり取りは、api-serverを経由しているそうです。

私なりの理解をアウトプットしたものが下記になります。
(ほとんど真似した感じです。しかし、アウトプットするだけで理解が深まるため実施。 アウトプット大事! )
Kubernetes_learning.png

~ $ kubectl get nodes
NAME                 STATUS    ROLES     AGE       VERSION
docker-for-desktop   Ready     master    120d      v1.10.3
~ $ kubectl get pods
No resources found.

使い始めたばかりだと、podが1つもない状態ですね。
また、DockerForMacでは、もちろん動かしているマシンは一台(VMとか使えば増やせますが)なので、
MasterNodeとWorkerNodeが同一になっているはずです。試してみます。

nginx.yaml
apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
  name: nginx
spec:
  containers:
    - name: nginx
      image: nginx
      ports:
       - containerPort: 80
         name: http
         protocol: TCP
~ $ kubectl apply -f nginx.yaml
pod "nginx" created
~ $ kubectl get pod -o wide
NAME      READY     STATUS    RESTARTS   AGE       IP           NODE
nginx     1/1       Running   0          3m        10.1.0.157   docker-for-desktop

WorkerNodeにPodが作られていますね。んー、これだとある程度の学習には繋がりそう(Podの動き)ですが、
後の学ぶReplicaSetやDaemonsetなどNode横断した機能を経験したい場合には不向きのようですね。
まあ、簡単に使えるので良いっちゃ良いのですが...

次は、いくつかのコマンド(cp,exec, port-forward)を試してみます。

~ $ touch memo.txt
~ $ ls
nginx.yaml memo.txt
~ $ kubectl cp memo.txt nginx:/memo.txt
~ $ rm memo.txt
~ $ ls
nginx.yaml
~ $ kubectl cp nginx:/memo.txt ./memo.txt
~ $ ls
nginx.yaml memo.txt
~ $ kubectl exec -it nginx bash
root@nginx:/# exit
exit
~ $

ローカルとPodとの双方向コピー、仮想的なターミナルを体験していました。
「ふ〜ん、で?」ってなっちゃいました。(笑)

お片付け

~ $ kubectl delete -f nginx.yaml
pod "nginx" deleted

ものたりない

やっぱりNode増やしたい!!
Raspberry PiでおうちKubernetes構築【論理編】を見て、これをやるっきゃない!
すごく今更だけど、試してみようと思います。
次回はこちらです。

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