この記事
AWS Advanced Networking Specialty を取得したので
学習内容と感想を記録します。
about me
インフラエンジニアで、AWS関連のインフラ構築や保守を3年くらい経験しています。
ネットワークに関してはこの業界でインフラをやることになったきっかけでもあり
その昔研修でルータ設定とサーバ構築を併せて行ったことはあります。
クラウドの業務が大半なのでオンプレ業務経験はそこまでないです。
AWS資格は
2019
Solution Architect Associate (7月)
SysOps Administrator Associate (9月)
Solution Architect Professional (11月)
Developer Associate (12月)
2020
DevOps Engineer Professional (3月)
Security Specialty(5月)
Advanced Networking(10月)
という順で取得しました。
Networkingの資格は一番とりたかったAWSの資格なので
今回はとても嬉しい結果となりました。
about ANS試験
AWS 認定 高度なネットワーキング – 専門知識
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-advanced-networking-specialty/
試験対策でやったこと
試験ガイドとサンプル問題
毎度ここが超重要です。
「試験ガイドとサンプル問題」はまず目を通します。
↑リンク先「試験ガイド」「サンプル問題」
また、この試験は模擬試験はなかったと思います。
注意すべき点は試験ガイドのこの部分です。
分野 1: 大規模なハイブリッド IT ネットワークアーキテクチャを設計し、実装する
ハイブリッド、つまりオンプレも出る前提なので、ネットワークの知識は絶対に避けられないものですね。
23%を占めています。
具体的には、いろんなサイトの模擬試験をやればわかると思いますが
基本的なポートやプロトコル、ルーティングのルールなど、クラウドのみに依存しない知識が必要とされます。
ソリューションアーキテクト分野のVPC分野はもちろん被っているので、そこからさらに深く学びたいところです。
また、試験ガイドにもあるとおり
DirectConnectやRoute53などは必須部分となるので集中的に学習が必要です。
AWS公式ドキュメントによる対策
こちらで学習しました。
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/
※Networking & Content Delivery 部分全て
ネットワーキング - AWS Answers
https://aws.amazon.com/jp/answers/networking/
APNブログの、各ネットワーキング関連の記事
例:AWS PrivateLink
https://aws.amazon.com/jp/blogs/apn/reviewing-dns-mechanisms-for-routing-traffic-and-enabling-failover-for-aws-privatelink-deployments/
Udemy
問題集を100%になるまで解きました。
自分に足りない知識がわかるので随時ドキュメントを調べていきます。
https://www.udemy.com/course/aws-certified-advanced-networking-specialty-practice-tests-/
※こちらの対象コースは現在利用できませんが、学習サイトとしてはUdemy使いやすかったです。
今回は使用しませんでしたが、Route53やVPCリソースも実務経験が少ない場合は
こちらのハンズオンがあればイメージしやすいなと感じました。
https://www.udemy.com/course/awsnetworking/
DirectConnect
DXについてはほぼ触った事がない状態だったので
ルーティングの知識はこちらの資料を参考にさせていただきました。
非常に頭の整理ができました。ありがとうございました。
https://www.slideshare.net/skikuchi/akibaaws-vgw
Network
出る/出ない関係なく、私が補ったのは主にこの辺りでした。
AWSの中で何をやってくれてるの・・・?という疑問から、ネットワークを再度学習しました。
難しいことまで覚えるのではなく、この技術が中でどんなことをしてくれてるのかイメージするのは重要かと思います。
・ルーティング
https://www.infraexpert.com/study/study19.html
※AWS側
https://docs.aws.amazon.com/vpc/latest/userguide/what-is-amazon-vpc.html
・VLAN
https://www.infraexpert.com/study/vlanz1.html
・VRF
https://www.infraexpert.com/study/mpls5.html
・Squidとプロキシ
https://www.designet.co.jp/faq/term/?id=c3F1aWQ
・BFD
https://www.infraexpert.com/study/routing11.html
・MPLS
https://www.infraexpert.com/study/mpls1.html
これらのワードのきっかけは、主に試験ガイドや問題集からです。
推奨される一般的な IT の知識
他にも、ルートテーブルやDirectConnectのアーキテクチャで
頻繁に出てくるような技術を学習しました。
Tips
パブリック仮想インターフェース?
仮想プライベートゲートウェイ?
Transit VPC?
Private Link ...?
みたいな状態だと確実に落ちるので、そこの知識を
具体的なアーキテクチャを踏まえて整理することが大事だと感じました。
ソリューションアーキテクトプロフェッショナルの時みたいに、
広範囲であっちもこっちも。。という試験範囲ではないので、そういう意味では取り組みやすい…
結果&まとめ
一度目の試験の時は、Tipsのような状態に試験日になったので完全にアウトでしたが、
二度目の今回は全て知識の穴埋めをし終えて余裕を持って合格しました。
当日、鼻炎が酷くかなりバッドコンディションでしたが、コーヒーで乗り越えました。
いつもの試験日のルーティンに助けられた気がします。
ANS試験はSolution Architectの資格の知識が有効だったと感じます。
試験対策としての学習時間は40-50時間程度でした。
全体的に、英語ドキュメントや英語の情報が多く見受けられたので
やっぱり英語って大事だなと感じました。。
また、今回で7個目のAWS資格を取得することができました。
受けていて感じることは、資格の学習は、AWSでは特に知識をつけるための入り口(きっかけ)になるということです。
試験取得後はベースの知識はあるので、その状態でホワイトペーパーやベストプラクティスを改めて読み直し、
自分で検証をしてしっかり頭に入れる流れが今のところ一番効果的だなと感じます。
..というのも、知識ゼロの時に立派なホワイトペーパーを読んでも正直全然頭に入らなかったからです。
資格用の問題演習や、いきなりのハンズオンから入る方がまだ頭に入るなと感じました。
ちょうど私はここ数ヶ月で、半年ほど前に取得したSecurity資格の知識を実際に活用する場面があったりしたので、
その際にドキュメントやホワイトペーパーを読み直し、より詳しく頭に入れることができている気がします。
次の試験
Database Specialtyを取ります。
データベースに弱いので、少し辛い思いをしそうですが頑張ります。
この記事が何かのお役に立てられれば幸いです。
ありがとうございました!
Qiitaへの記録
SAA
https://qiita.com/shinon_uk/items/5525178bf98034676b2f
SOP
https://qiita.com/shinon_uk/items/e60bcb946b49bf5cabda
SAP
・合格編
https://qiita.com/shinon_uk/items/c6b599d1cd3000e84d59
・失敗編(資料集め)
https://qiita.com/shinon_uk/items/ba839ba048ba439cc3ff
DVA
https://qiita.com/shinon_uk/items/8015953c792ef4bc7223