シリーズ記事
- Claude Code ゼロイチ(0→1)編
- Claude Code CLAUDE.md編
- Claude Code Hooks編
- Claude Code メモリ編 ← 本編
- Claude Code Skills編
- Claude Code サブエージェント編
はじめに
今回は Claude Code のメモリについて学んでいきます。Claude Code 公式ドキュメント Manage Claude's memory によるとメモリには色々種類があるようです。
Claude Code イチジュウ(1→10) CLAUDE.md編 で作った CLAUDE.md も実はメモリの一部だったようです。
本記事では 「Claude Code が作業中に得たプロジェクト固有の知識を自動的に記録し、次回以降のセッションで参照できるようにする機能」 である Auto Memory にフォーカスを当てます。
本シリーズの記事は基本的に Claude Code と会話しながら Claude Code をカスタマイズしていきますが、同時に公式ドキュメントも参考にしています。本記事を読んだ後に、公式ドキュメントも合わせて読むと Claude Code の理解がより深まると思います。
参考
補足
Auto Memory は 2026年2月5日 にリリースされた Claude Code v2.1.32 で追加された機能です。古い Claude Code の解説には載っていません。実際、日本語の公式ドキュメントにも載っていませんでした。
Auto Memory の解説
Auto Memory の解説していきます。Calude Code に教えてもらったことを整形して編集しているだけですが。。。
Auto Memory とは
Claude Code セッションが自動で使用するメモリ。
ここでいう”セッション”とはメインセッションを指します。 ”メイン”とはサブエージェントではないという意味です。サブエージェントのメモリについてはあとで解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | メインの Claude Code セッション |
| 保存先 | ~/.claude/projects/<project>/memory/MEMORY.md |
| 設定 | 不要(自動で有効) |
| 200行制限 |
MEMORY.md の最初の200行のみがシステムプロンプトに読み込まれる |
特徴
- Claude Code が開発中に学んだことを自動で書き込む
- 次回セッション開始時にシステムプロンプトに自動読み込みされる
- 「これ覚えておいて」と言えば即座に記録される
-
MEMORY.mdが 200 行を超えそうな場合、Claude はdebugging.mdやpatterns.mdのような別トピックファイルを作成し、MEMORY.mdからリンクする形でまとめる(Claude の判断による) -
<project>はプロジェクトの絶対パスのスラッシュを - に変換した文字列。例:-Users-username-Dev-MyProject
記録すべき内容
- ビルドエラーの解決策
- プロジェクト固有の注意点・ハマりどころ
- よく使うコマンドやワークフロー
- ユーザーの好み
記録すべきでない内容
- セッション固有のコンテキスト(現在のタスク、作業中の状態)
- 不完全・未検証の情報
-
CLAUDE.mdと重複する内容 - 推測や一度しか確認していない結論
CLAUDE.md との違い
| CLAUDE.md | MEMORY.md | |
|---|---|---|
| 目的 | プロジェクトの規約・ルール | 経験から学んだ知見 |
| 更新者 | ユーザーが手動で管理 | Claude Code が自動で更新 |
| 内容 | 不変のルール | 蓄積される学習内容 |
| 例 | 「コミットメッセージは日本語」 | 「Room のマイグレーションで X のエラーが出たら Y で解決」 |
Agent Memroy とは
カスタム Subagent で使用する使う Auto Memroy を Agent Memroy と呼びます。Subagent を作る段階で導入すれば良いでしょう。現段階ではスルーします。
参考
Auto Agent の設定
ここから Auto Agent を実践していきます。ちなみに Auto Agent は Claude Code を起動した時点で有効になっており、Claude Code を起動すると /Users/xxxx/.claude/projects/-your-project/memory という空フォルダが自動で作られるようです。
初期設定不要
実は、Auto Memory は開発作業を進めていく中で、知見が見つかったタイミングで自然に記録が蓄積されていくので初期設定の必要がありません。
放置で良い
何を記録するかは、Claude Code の判断に委ねられているので開発者は Auto Memory について気にしなてもよさそうです。
既存プロジェクトに対し、 Claude Code と対話しながら何個か機能追加してみましたが、MEMORY.md には何も書き込まれませんでした。Claude Code の提案通りスムーズに開発できたので Claude が次回のセッションで役立つものは何も無いと判断したのでしょう。
まとめ
Claude Code 導入の 1->10 段階においては、 Auto Memory 機能に対して何もしなくても良いし気にしなくても良いでしょう。ただし、Auto Memory 機能がデフォルトで有効になっていることを把握し、定期的に確認して誤った内容が記録された場合は手動で修正・削除することを推奨します。
