初めに
SESの次回案件でOCI使うことになるため、以下のOCI公式チュートリアルをやってみた。
https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/
良かったところ
UIがシンプル
AWS EC2と類似サービスのインスタンス画面になります。
AWSと比較してシンプルで分かりやすいと感じました。

安い
とにかく安いです。
調べたら、AWSからOCIに移行したことでコストを半額に成功した例もあります。
https://qiita.com/teckl/items/60c155228111a7a77878
悪かったところ
住所登録のせいでサインアップできない
住所登録が日本式の入力では登録が弾かれてしまう。
しかも弾かれるタイミングが住所登録のタイミングではなく、アカウント情報を全て入力完了してから弾かれる。
さらに弾かれたときのエラーメッセージには住所登録が原因であることを明記されていなかったため、分かりにくかった。
以下記事で住所登録を参考にして、サインアップできた。
https://qiita.com/fufukuku/items/af58e01ec0ee93f063b0#step3-%E4%BD%8F%E6%89%80%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E5%85%A5%E5%8A%9B
全体的に動作が遅い
AWSと比べて動作速度が遅いです。
そのためリソースがコンソール画面上で「作成完了」となっていても、実際にそのリソースはもっと時間がたたないと接続できない場合がありました。
またDBに関しては起動に15分かかりました。
日本リージョン(東京・大阪)でマルチAZに対応できていない
英独米以外のリージョンではまだマルチAZに対応していないです。
その代わりにFDという1つのAZを論理的に複数AZにする仕組みがあります。
https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Concepts/regions.htm#fault
日本語チュートリアルが古い
こちらが日本語チュートリアルになります。
https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/beginners/
スクリーンショットのUIは古い物であるため、解説されている操作は実態と違ってきます。
上記のチュートリアルより簡易的になりますが、こちらの方がUIが今と同じになっています。
https://docs.oracle.com/ja/learn/oci-basics-tutorial/#reuse-the-boot-and-block-volumes-for-a-new-instance
