0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

rex0220 一覧編集プラグイン - 排他制御編(ほかの人が先に更新したとき)

0
Last updated at Posted at 2026-10-26

「rex0220 一覧編集プラグイン - 導入編(追加から編集まで)」の続きです。

一覧編集では、複数の人が同じアプリのレコードを同時に編集できます。この記事では、自分が表を開いた後に、ほかの人が同じレコードを先に更新していたときの動き(排他制御)を説明します。競合したときは、行の ⇄ から、自分の変更を残すか、最新の値を取り込むかを選べます。

例のアプリは導入編と同じ「問合せ管理(顧客サポートパック)」、保存方式は自動保存です。ほかの人の更新は、表を開いた後で同じレコードを別の画面から更新して作っています。

仕組み

  • 一覧編集は、表を開いたときに、レコードごとの版(kintone のリビジョン番号)を覚えます
  • 保存するときに、その版を一緒に送ります。kintone は、その間にほかの人が更新していて版が違えば、保存を断ります
  • 断られたレコードは保存せず、行の左端に ⇄ の印を付けます。ほかの人の変更を上書きすることはありません
  • 判断はレコード単位です。ほかの人が変えたのが別の項目でも、⇄ になります

⇄ を押すと、次の 2 つから選べます。

選ぶもの 自分の変更 ほかの人の変更
自分の変更を残して、ほかの項目を最新にする 残して、もう一度保存する 自分が変えていない項目に取り込む
最新の値を取り込む(自分の変更を捨てる) 捨てる 全部の項目に取り込む

例 1: 自分の変更を残す

表を開いた後に、ほかの人がレコード 14 の対応状況を「未対応」から「対応中」に変えて保存しました。自分の表には、まだ「未対応」と出ています。

この状態で、自分はレコード 14 の期限を 2018-09-07 に変えました。保存のときに kintone に断られ、行に ⇄ が付きます。下にも「ほかの人が先に更新したレコードが 1 件あります。…」と出ます。

期限を変えた行に ⇄(ほかの人が先に更新した)

⇄ を押すと、取り込み方を選ぶ画面が開きます。

取り込み方を選ぶ画面

「自分の変更を残して、ほかの項目を最新にする」を押すと、期限は自分の値(2018-09-07)のまま、対応状況はほかの人の値(対応中)になり、もう一度保存して ✓ になります。

自分の期限と、ほかの人の対応状況がそろって保存された(✓)

自分とほかの人が同じ項目を変えていたときは、その項目は自分の値で保存し直します(ほかの人の値は残りません)。 ほかの人の値を残したいときは、例 2 の「最新の値を取り込む」を選びます。

例 2: 最新の値を取り込む(自分の変更を捨てる)

表を開いた後に、ほかの人がレコード 4 の対応状況を「対応中」に変えて保存しました。自分は同じレコードの対応状況を「完了」にしたので、⇄ が付きました。

自分は「完了」にした(⇄)

⇄ を押して「最新の値を取り込む(自分の変更を捨てる)」を選ぶと、自分の「完了」は捨てて、ほかの人の「対応中」になります。自分の変更は残らないので、保存はしません。

ほかの人の値(対応中)を取り込んだ

取り込んだ後は、その行の自分の変更を Ctrl+Z で戻せません。

例 3: 複数の行に貼り付けたとき

自動保存で、複数の行への貼り付けは 1 回にまとめて保存します。この保存は、1 行でもほかの人が先に更新していると、その回の更新はすべて保存されません(kintone のまとめた更新は、全部保存するか全部保存しないかのどちらかです)。競合した行には ⇄ が付き、ほかの行も保存されずに残ります。

3 行の期限に貼り付けました(● は保存の前)。

3 行に貼り付けた

このうちレコード 15 は、ほかの人が先に更新していました。レコード 15 に ⇄ が付き、ほかの 2 行も保存されずに ● のままです。下の[未保存 2 件を保存]を押すと、⇄ の行を除いた 2 行を保存し直します。

1 行の ⇄ で、ほかの 2 行も保存されていない(●)

⇄ を押して「自分の変更を残して、ほかの項目を最新にする」を選ぶと、同じ貼り付けの 3 行をまとめて保存し直しました(「更新 3 件を保存しました」)。

3 行とも保存された(✓)

覚えておくこと

  • ⇄ の行は、取り込み方を選ぶまで保存しません(自動保存でも)。ほかの行の編集と保存は続けられます
  • 明示保存の一覧でも、[保存]を押したときに同じように ⇄ が付きます
  • 表を開いたままにしておくほど、ほかの人の更新と重なりやすくなります。タイトル行の右端の再読込のアイコンで、最新の値で表を作り直せます(保存していない変更があるときは確かめます)
  • 「自分の変更を残す」は、同じ項目をほかの人が変えていても自分の値で保存します。テーブルを変えていれば、子行を含めてテーブル全体が自分の値になります

関連記事

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?