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VRChatを用いた「現実感」の編集

Last updated at Posted at 2019-08-10

1.はじめに

この記事は、OculusやVIVE等のVRデバイスを持っている人を対象としています。(6Dof以上、VRコントローラーがあるのが望ましい)
また、個人の主観による実験結果のため、学術的な価値はありません。

2.経緯

Oculus Questでの錯覚

先日、Oculus Questを購入しました。
そこでチュートリアルをやった時に、目の前にあるCGのテーブルが実際に存在しているかのような錯覚を覚えました。

(Oculus Questのチュートリアル「First Steps」)

VR感覚

VRChatではこのような感覚を「VR感覚」と言うそうです。
VR感覚が強い人は、アバターに接触した時に実際に触られたように感じたり、本来ないはずの感覚を新しく獲得することもあるそうです。

3.結論

非常に大雑把に言うと「VR感覚」は、心理学などで言われる「条件付け」の一種だと思われます。
(心理学とか全然詳しくないです、ごめんなさい)
この仮説を用いるとVR感覚のような「現実感」は、自由に付けたり外したり出来ることになります。

4.解説

条件付け

条件付けと聞くと、最初に思いつくのは「パブロフの犬」です。
ベルの音を聞いただけでヨダレが出る犬の実験なのですが、
私の主張は『「唾液が出る」のは犬にとっての「現実感」の一つである。』というものです。

習得方法

よって条件付けのプロセスを踏むことで、現実感もまた編集可能だと考えています。

以下はwikiから

1.イヌにメトロノーム(ベル・ホイッスル・手拍子・足踏みと言う説もある)を聞かせる。
2. イヌにえさを与える。イヌはえさを食べながらつばを出す。
3. これを繰り返す。(上記の二つのプロセスを条件付けという)
4. すると、イヌはメトロノームの音を聞いただけで、唾液を出すようになる。

5.これから

さて、長文になりそうだったので、ざっくりとした結論から先に書きました。
この内容だけだと大雑把すぎて、小並みな感想しか出ないでしょうが、
次はこれを少しずつ掘り下げて行きたいと思います。

ここはまだ入り口に過ぎません。
これからVRを通じて、不思議な感覚の世界を紹介します。

1. VR内での疑似触覚の確認
2. 習慣の力

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