この記事は、Elixir Advent Calendar 2023 シリーズ14 の21日目です
昨日は、 私で 「【TIPS】Erlang文字列とリストが同じってご存じ?」 でした
piacere です、ご覧いただいてありがとございます
2023年末の時点で、Elixirにいったい何が出来るのかを紐解いていくシリーズで、前回は「⑦ Livebook+プラグイン編」でしたが、今回は「⑧ クラウドライブラリ編」です
今回ご紹介するライブラリは、様々なElixirプロダクション開発の現場でも使われるものばかりですが、先日αリリースした過去/現在/未来のスキルからあなたのBright(輝き)とRight(正しさ)を引き出すプロダクト「Bright」でも、もちろんフル活用されています
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Google Cloud利用ライブラリ/FW
GoogleApis
GCS、Cloud Run、BigQuery、Spannerなど、Google Cloudの大半のサービス(276種類)を扱える
どのようなサービスが扱えるかは下記を参照
Goth
Google Cloudを利用するためのOAuth2認証
BroadwayCloudPubSub
Google Cloud Pub/SubとElixirキュー管理/QoSライブラリ「Broadway」を連携
Waffle GCS
AWS/ImageMagick用の便利なファイルアップロードラッパーのGCS版
AWS利用ライブラリ/FW
ExAws
S3、Lambda、SQS、SNS、DynamoDBなど、AWSの大半のサービス(140種類以上)を使うためのコアパッケージ
どのようなサービスが扱えるかは下記を参照
ClusterEcs
ECSでElixir用クラスタライブラリ「libcluster」を構成
ClusterEc2
EC2でElixir用クラスタライブラリ「libcluster」を構成
Waffle
便利なファイルアップロードラッパー
Azure利用ライブラリ/FW
Azurex
Azure接続と各種Azure API用認証、Blob Storage利用をカバーする
Oauth Azure Activedirectory
OAuth2でActive Directory(AD)に接続/利用
ExInsights
Application Insightsにテレメトリデータを記録
Elixir Azure Key Vault
Key Vault APIラッパー
終わりに
Elixirにおいても、3大クラウドのカバー率はかなり高く、クラウド側のAPIがシンプルに構成されている恩恵かと思います
Brightのような、クラウド活用するプロダクション開発においては、どれも欠かせないライブラリになります
次回は、「⑨ マイクロサービスライブラリ編」をお送りします
明日は、 私で 「2023年末のElixirが出来ること⑨マイクロサービスライブラリ編」 です