こんにちは、小磯と申します。
プロジェクトの中にいくつかの工程があります。
その中にある構築について纏めようと思います。
初めて業務を行うPM(PMO)の方へ参考になればと思います。
1.構築
構築は決められた基準をもとにプログラミング・テストをすることで質の高いシステムの提供が可能です。
工程における期限はシステムの規模感によって異なり、小規模のシステムなら3ヶ月程度を期日とすることも珍しくありません。
一方で大規模なシステムになれば、長期間1つの案件に着手することになるため、システムの規模に比例して各工程の期限を決めていくことが困難になります。
構築工程は他の(実装・プログラミング・製造・開発)呼び方もあります。
2.システム開発とシステム構築の違い
「開発」と「構築」では言葉の意味が異なります。
開発は新しいものを作り実用化することを指します。
システム開発はプログラムの設計と実際のプログラミング、完成したシステムのテスト作業までの一連の作業のことを指します。
構築はすでにあるモノ(材料や部品)を組み立て築き上げることを指します。
3.構築作業
内部設計でプログラミングの型が完成したら、それに基づきプログラミングを行います。
作成するシステムにより使用するプログラミング言語が異なるため、システムごとにプログラミング言語を使い分けます。
プログラミング言語は、作るシステムの種類や開発者のスキルに応じて使い分けるのが一般的です。
どの言語にも共通して言えるのは、誰が見てもわかるようにソースコードを整理しながら記述することが大切だということです。
システムは開発して終わりではなく、安定的な運用が求められます。
開発者しか理解できないソースコードの書き方でプログラミングしてしまうと、トラブルが発生した際に運用者の対応が遅れてしまう可能性があります。
まとめ
構築工程は、基本設計や詳細設計で決めた仕様通りに動作させるために重要な工程です。
プログラマーやエンジニアのスキルレベルによりソースコードの作成方法が違いますので、コミュニケーションを密に取り修正し易さの認識を合わせていくとよいと思います。
他にもプロジェクトに関する記事を投稿しておりますのでお役に立てればと思います。
プロジェクト ウォーターフォールとアジャイルの違い
初めてプロジェクトに参画する方へプロジェクトとタスクの意味について
ChatGPTへ自分の認識や対応が間違っていないか相談してみた(PMO・リリース工程)
以上、小磯でした。