* IBM Cloud上のSaaS版についての記載です
watsonx.dataは「単一の統合データ・プラットフォームですべての企業データを収集、保存、照会、分析するためのデータ管理ソリューションです。オープン・データ・フォーマットに最適化された、柔軟で信頼性の高いプラットフォームを提供します」とのことで、いわゆるデータレイクハウスです。SW版とSaaS版があります。
当記事はwatsonx.data SaaS版のPrestoエンジンにOSSのDB Tool DBeaverからからアクセスするための方法について説明します。
今回試した実行環境は以下です:
- DBeaver Community Edition バージョン23.1.5.202308201919
- Apple M1 Pro
1. 事前準備
watsonx.data SaaS版のPrestoエンジンにアクセスするための事前情報取得を参考に
watsonx.data SaaS版のPrestoエンジンにアクセスするための事前情報
- ホスト名
- ポート番号
- IBM API key
を取得しておいてください。
尚、ドキュメントによるとIBM IAM tokenを使う方がワークロード的におすすめとのことですが、GUIでセットするという操作上IBM IAM tokenの入力は向かないと判断しましたので、ここでは記載しません。
2. DBeaverを開き、接続を作成
2-1.上部メニューから「データベース」→「新しい接続」を開く
2-2. Presto
で検索、表示されたPrestoDB
をクリックし、「Next」をクリック
対象DBへの接続が初回の場合、ドライバの設定が必要な場合があります。
その場合には、ドライバ設定画面が表示されますので、内容を確認の上ダウンロードボタンを押します。
2-3. 接続設定を入力
接続名にわかりやすい名前を入れ,「Back」をクリック
(そのままでもOKですが、たくさん作成するとわからなくなるのでわかりやすい名前にした方がよいです)
次に 1. 事前準備で取得した接続情報を入力します。
[一般]タブ
[ドライバのプロパティ]タブ
接続が確認できました! 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます
以上です。