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NAVITIME JAPANAdvent Calendar 2019

Day 8

Jira Webhook と Template を使ってSlack通知を快適にする

Last updated at Posted at 2019-12-07

はじめに

こんにちは。
ナビタイムジャパンで社内JiraやSlackの運用をしている TAKE です.
弊社では500人を超えるユーザーが利用していますが,たくさんの依頼が日々届きます.
今回は『Issue Templates for Jira』を用いて,テンプレートごとのSlack通知を行いたいというニーズにより改善を行ったことについてお伝えいたします.

Issue Templates for Jira

課題作成時にテンプレートを選択することによって下記のことができるようになります

  • 入力するべきフィールドを指定できる
  • デフォルト値を設定できる

社内でのチケットをSlackに通知したい例

  • 「課題タイプ 構築依頼 かつ AWS の構築依頼テンプレート」のみ,Slackの #bot_aws に通知したい
  • 「課題タイプ タスク かつ 問い合わせ のテンプレート」のみ,Slackの #bot_問い合わせ に通知したい

どのように快適になるか

Jiraを利用するユーザーは各テンプレートに通知先を記入することによってテンプレート毎に異なるチャンネルにSlack通知できます.
また,管理者に設定の変更をお願いする必要もありません!
webフック

利用するサービスの種類とバージョン

  • Jira Server 7.11.1
  • Issue Templates for Jira 7.10.1-J7
  • AWS Lambda

全体図

全体図

AWS Lambda の設定

  1. リソースの作成
  2. 処理の作成
  3. Jiraの送信するオブジェクトから通知先フィールドを取得
  4. slackに送信するjsonに加工する
  5. slackに送信
  6. デプロイ

※Slack通知まではこちらを参考になります

Jiraの設定

Webhookで通知できるように設定します

  1. Webhookの新規作成

  2. 先程作成したLambdaのエンドポイントを入力
    Webhookの設定例

  3. 既存のワークフローの設定を開く

  4. ワークフローのトランジションの設定を開く

  5. 事後操作にwebhookの設定をする
    ワークフローの設定例

Template の設定

弊社ではデフォルト通知先というフィールドを新規作成しています.
(ユーザーのテンプレート作成時には,ここに通知先を記入することになります)
全体図

まとめ

Templateを作成する時にチャンネルを指定すると,今後テンプレートを使ってチケットが作成されたときに指定されたSlackチャンネルに通知できます!

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