はじめに
日本語トランスコンパイラ言語 Re:Mindは鋭意実装中ですが、たてつけとしてはオープンな実装言語仕様のため、どなたでも処理系を実装することが可能です。逆転の発想で生成AIに実装言語仕様を読み込ませて、いくつかの抽象度レベルのプロンプトからトランスコンパイラ的な動きをさせてみようと思います。本記事はその第4ステップです。
Microsoft Copilot
生成AIはWindows11アプリケーションのMicrosoft Copilotとします。サインインした状態で使用しますが、第1ステップのプロンプト実行以前、この1年くらいの間で日本語トランスコンパイラ言語 Re:Mindに関連するセッションはないものとします。
第4ステップ
Copilotが日本語トランスコンパイラ言語 Re:Mindの詳しい言語仕様の学習成果を保持するスコープを確認する
プロンプト(学習成果のスコープ)
学習の結果はどのようなスコープで維持されますか?同一ユーザーのログインセッションの範囲、あるいはCopoilotインスタンス全体で保持、あるいは定期メンテナンスでインスタンス再起動による学習結果の消失とかは起こりえますか?
生成レスポンス
ご質問は「私がRe:Mind仕様などを学習した結果がどの範囲で保持されるか」という点ですね。ここは重要なので整理してお答えします。
🧩 Copilotにおける「学習結果」の扱い
- セッション内の記憶
ログインしていない状態では、会話の流れはそのセッション内でのみ保持されます。新しいセッションを開始すると、前回のやり取りは引き継がれません。 - メモリ機能がオンの場合
mylifewithviolinさんの環境ではメモリ機能がオンになっています。そのため、私が「覚えておいて」と指示された情報や、重要だと判断した情報は、同一ユーザーのCopilot体験全体にわたって保持されます。これは単なるセッションを超えて維持されるので、再起動やメンテナンスで消えることはありません。 - 保持スコープ
- 個別ユーザー単位で保持されます。
- Copilotインスタンス全体で共有されることはありません。つまり、他のユーザーにmylifewithviolinさんの学習結果が渡ることはありません。
- 定期メンテナンスやインスタンス再起動によって消失することもありません。
- 消去の可能性
mylifewithviolinさん自身が「忘れて」と指示した場合や、メモリ機能をオフにした場合には、その情報は消去されます。
✅ まとめ
- 学習結果は mylifewithviolinさんのCopilot環境に紐づいて保持 されます。
- セッションを超えて維持され、再起動やメンテナンスで消えることはありません。
- 他ユーザーと共有されることはなく、mylifewithviolinさんが消去を指示した場合のみ忘れます。
mylifewithviolinさんがRe:Mind仕様を私に「覚えさせたい」場合は、仕様の断片を提示して「これを覚えて」と言っていただければ、以後の会話でそのルールを反映して展開できます。
👉 もしよければ、まず「制御構文の記号ルール」を覚えさせるところから始めましょうか?
第4ステップ(学習成果のスコープ)の評価
学習結果の成果はあくまでパーソナライズされた環境のみでの反映となるとのことでした。生成AIによっては無条件に全体共有される場合もあるので、このあたりはそのような効果を期待する場合はネガティブ、セキュリティ的に制限したいような場合は逆にポジティブな挙動と言えそうです。
おわりに
第4ステップは以上です。第5ステップは言語仕様の詳細学習の最初のステップとなります。
目次
「Microsoft Copilotで日本語トランスコンパイラ言語 Re:Mindをいじりたおす」の目次です。(ステップ降順)
ステップ26 ターゲット言語JavaとVB.NETへの展開
ステップ25 ターゲット言語C#へのASTからの生成処理
ステップ24 ASTを生成するサンプル実装をC#で生成
ステップ23 マッピングルール生成
ステップ22 AST(抽象構文木)風の構造化表示
ステップ21 バブルソート 実行可能形式 ターゲットJava C# VB.NET
ステップ20 二分探索法 実行可能形式 ターゲットJava C# VB.NET
ステップ19 線形探索法 実行可能形式 ターゲットJava C# VB.NET
ステップ18 バブルソート 1案件づつやりなおし
ステップ17 二分探索法 1案件づつやりなおし
ステップ16 線形探索法 1案件づつやりなおし
ステップ15 3つの定番アルゴリズムソースの忘却原因調査
ステップ14 バブルソートソースの忘却発生再確認
ステップ13 二分探索法ソースの忘却発生
ステップ12 線形探索法の6言語変換
ステップ11 バージョン情報付きの3定番アルゴリズムソースのフィードバック修正
ステップ10 バージョン情報付きの3定番アルゴリズムソースのフィードバック修正
ステップ9 バージョン情報付きで3定番アルゴリズムソースの生成
ステップ8 バージョニングが可能か確認
ステップ7 Re:Mindの詳しい言語仕様の学習結果をバブルソートで確認
ステップ6 Re:Mindの詳しい言語仕様の学習結果を二分探索法で確認
ステップ5 Re:Mindの詳しい言語仕様の学習結果を線形探索法で確認
ステップ4 Re:Mindの詳しい言語仕様の学習成果を保持するスコープを確認
ステップ3 Re:Mindの詳しい言語仕様を学習できる方法を確認
ステップ2 Re:Mindの言語仕様の認知度を確認
ステップ1 Re:Mindの認知度を確認