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[実践] JMeterを使ってAWS環境のWebアプリケーションを性能検証する① 導入

Last updated at Posted at 2021-10-30

システムパフォーマンスの本を読んで、自分も検証してみたい!と思ったけど、環境構築が手間で諦めた。。。という人、多いと思います。

本記事では、性能検証のための環境構築と、検証の観点について記載いたします。お役に立てたら幸いです。

システム概要

システム概要図
  • 本システムは、構成管理兼踏み台、負荷掛け、Web3層の3つのパートからなります。
  • AWSの構成管理には CloudFormation を、各サーバのミドルウェアの管理には Ansible を使用します。
  • Webアプリへの負荷掛けは JMeter サーバ/クライアントを通して行います。
  • Webサーバには Apache httpd と Tomcat、アプリケーションは TERASOLUNAサンプルアプリケーションを使用します。
  • DBエンジンは PostgreSQL を採用します。

今後の流れ

①導入

  • 本ページです。

②環境構築(1)AWS編

  • CloudFormation を用いて、ELB + EC2 + RDS のオーソドックスな AWS システムを構築します。AWS構成図は以下になります。
システム概要図

③環境構築(2)Ansible編

  • 構成管理サーバの Ansible を用いて、各サーバをプロビジョニングしていきます。ソフトウェア構成図は以下。
システム概要図

④JMeterシナリオ作成、動作確認

  • 今回のサンプルアプリケーションに合わせた JMeter のシナリオ作成と、軽い負荷掛けで動作確認を行います。

⑤性能検証(1)性能目標に向けたチューニング

  • あらかじめ性能目標を立てておき、それを満たすようにチューニングを行います。(アプリケーションには手を加えず、インフラ面でのチューニングを行います。)

⑥性能検証(2)限界スループット確認

  • 更にチューニング、スケールアップ等を行い、本システムの限界性能を確かめます。
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