1. 初めに
「AWS認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」の資格が失効してしまった。プレゼンする時の自己紹介スライドなどで、有識者を装うためにロゴを載せたいので、改めて資格取得にチャレンジすることとした。特別なことはしていないが、何かの参考のため対策方法を記録しておきたい。
2. 勉強法
2.1 先人の体験記
まずは合格体験記で勉強の仕方の流れを確認するとともに、「自分も取るぞ」というモチベーションを高めた。
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AWSソリューションアーキテクト プロフェッショナル (SAP-C01)に合格
- 最近の記事であり、勉強用のサイトやツール(模擬試験、書籍、Udemyなど)の評価も参考になった。
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【最速】既婚子持ち社会人のクラウド初心者でも、1ヶ月半でAWS資格11冠制覇できる方法
- 「出題内容の細かいところまで追求して完全に理解しようとはせず、ある程度のところで割り切りが必要」との考えに共感できた。SAPは出題範囲が広いので、「実環境で設定含め動作検証してみよう」は諦めて、「問われている概念を理解できたらOK」に留めるようにした。
2.2 サンプル試験問題/模擬試験
次にサンプル試験問題/模擬試験を実施し、どれくらいハードルが高そうかを確認。「それなりに難しくはあるが、問題と解説を読んで、言ってることは理解できるレベルなので、頑張って勉強すればまあ大丈夫そうかも」であることを確認。
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サンプル試験問題(リンクはこちら)
- 10問しかないが、解説もついているため、一通り内容確認し、問題のレベル感を確認した。
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模擬試験
- サイトへの登録方法などは、Developers.IOの記事「ななななんと!AWS認定の模擬試験が無料になりました!!」を参照。
- 問題にたどり着くまでの道のりが長い(Skill Builderのサイト経由でBenchprepのサイトへ)が、無料で解説付きの20問あり。
- こちらも一通り実施。常に同じ問題が出題されるため、学習のためというよりは試験の内容・レベル感の確認目的。
2.3 参考書
現在(2022/2時点)で出版されている試験対策書を2冊とも利用した。
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AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
- 全て問題形式となっており内容に無駄もなく、回答の解説(なぜ不正解なのかなど)も詳細に記載されているため、非常に参考になった。
- 各章の練習問題及び最後の模擬試験について、全て正答するまで繰り返し実施。
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AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
- 比較的最近(2021/10)出版されたため、新しめのサービス(例:Snowシリーズとか)についても取り上げられていたり、図解が多かったりする反面、問題文の内容が少しフランク?で本番と違う感じだったり、誤植があったりと一長一短あり。
- 上の本とは問題の取り揃えも異なるため、こちらの本の模擬試験問題についても全て正答するまで繰り返し実施。
2.4 Udemy
とにかく長文問題に慣れるのが大事と思い、以下の2つを実施した。
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AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam
- 受講者数・評価からこちらを選択。
- 25問×6セットで十分な量がある。解説についても「選択肢1)は不正解。なぜならばXXだから。」のように、不正解の選択肢全てに理由説明されているので、「そうだったのか」という理解につながりやすかった。
- ほぼ全て正解になるまで繰り返し実施。
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AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問)
- 唯一の日本語問題集ということでこちらも実施。
- 75問x5セットということでかなりの量がある。他の問題集と比較して「やや問題が細かめの内容で、難しめかな?」という印象。一通り実施はしたが、全てを正解するまでやりこむのは断念してしまった。
3. 受験
結果: 合格(814点) ※750点以上合格
- 「全然分からない、、」というのは数問だった気がするが、あまり余裕のある合格点ではなかった。。
4. 所感
- 本来、実機での動作確認を行い、知識の定着を図るべきとも思うが、今回はあまり時間の余裕がなく問題集中心の学習となってしまった。また別の試験(Specialty系)の時は勉強時に実機での動作確認も行い、実戦的な能力の向上を図りたい。
- 試験対策を通じて、苦手な分野(SAMLとかの認証系、code兄弟とかのCI/CD系など)が再確認できたため、そのあたりをフォローできるようにしていきたい。